照明計画はホールや部屋ごとに一つずつ具体的に検討することが必要です。まずはホール部分の玄関、階段、廊下。水周りのキッチン、浴室、洗面所。家族団らんやお客様を迎えるリビング、ダイニング。静かな落ち着きのある寝室。明るく大事な子供部屋など。照明器具の種類や位置はもちろんですが、配線のプランニングに影響するスイッチの種類や位置も合わせて検討する必要があります。
玄関の照明
玄関照明のポイントは
- 明るく温かみのあるものにする(最低60ワット)。
- 靴などを脱いだり履いたりする足元付近まで十分な光が届くようにする。
- 迎える明かりは互いの顔に影をつくらない位置に器具を付けるようにする。
- 全体照明のシーリングライトの他に、絵や花などを照らす演出効果のあるブラケットもケースによっては必要。
玄関の主照明
玄関照明で一番簡単なのは個性的な照明器具を使ってインテリアコーディネートを楽しむのが容易かと思います。玄関に小型の天井照明を使う場合には内装色や雰囲気に合わせた機種を選べるのが魅力です。ダウンライトとは異なり照明にもインテリアの空間演出をしてもらえます。シンプルな薄型のシーリングライトから、アンティークやシャンデリアのようなものまでいろいろあります。
ウォールライトを使う場合はライトの位置やメンテナンスの簡単なものを選びましょう。ウォールライトには、40wなど光の強すぎない柔らかく優しいものを選び、光が天井に向けて広がるデザインのものを選べば、広範囲に光が行き届いて間接照明として、またインテリアデコレーションの一部としても活躍します。玄関のアクセントになりながら程よい明るさを確保できます。次に間接照明を使って玄関を演出するのには難しさがあります。設計段階からプランを立てておかないと実現できない難易度の高い演出です。玄関照明で一番多いのがダウンライトです。すっきりと広々とした玄関照明として違和感のないコーディネートができるかと思います。空間のすっきりさは他にはないダウンライトは玄関のインテリアを邪魔しない便利な照明器具と言えます。またダウンライトを使うことで、奥の廊下との導線を統一してすっきりとした見た目になります。玄関の中心にダウンライトを集中配光させることで明るく印象の良い玄関に見えます。
玄関の部分照明
玄関の下駄箱の上に絵画や花瓶を置いたり、収納と反対側の壁面に絵画などを掛けたりすることもあるかと思います。そのときにウォールライトを付けるという手もあります。絵画や花を飾るように壁面に彩りを添える光のオブジェです。ライトのデザイン性や光の強さや方向を考えて選ぶことが必要です。またユニバーサルダウンライトという光の角度を調整できる照明もあります。今後に備えて事前に照明設計に入れておくことも必要かと思います。こういった照明は後付けは難しいので早めの検討が必要です。最後に玄関収納下の間接照明は特に必要ないかと思います。結構汚れる場所でもあり、靴なども入れてしまいそうな空間なので、目立たせるよりは暗くしておいた方がいいと思っています。
玄関照明のスイッチ
玄関照明のスイッチの場所は通常ホールサイド(上がりがまちのところ)の壁側(収納と反対側)に付けると思います。そうすると出かける時は照明を消して暗くなった状態でドアを開けて出て行かなくてはいけません。逆に帰って来た時はドアを開けて暗い中をスイッチのところまで行かなくてはいけません。スイッチの場所はいいのですが、天井照明については人感センサーにすべきです。そうすれば出かける時も明るい状態で外に出られますし、帰って来た時もドアを開ければすぐに明るくなりスイッチのところまで行く必要がありません。とても便利です。
玄関照明のまとめ
玄関照明は個性的な照明器具を使って、インテリアコーディネートを楽しみましょう。他にもダウンライト、ウォールライト、間接照明による方法もあります。絵画や花などを照らす光のオブジョも面白いです。スイッチは出入りに便利な人感センサー付きにしよう。
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