カタンの開拓者たちで勝つための戦術の初歩的なことをまとめました！

カタンの開拓者たち（カタンのかいたくしゃたち、またはカタン）は、ドイツで生まれたボードゲームです。1995年にコスモス社から販売されました。作者はクラウス・トイバー。1990年代後半から始まったドイツ・ゲーム・ルネサンスといわれる現代のドイツのボードゲームの隆盛の先駆的作品です。ドイツの２大ゲーム賞「ドイツ年間ゲーム大賞」と「ドイツゲーム賞」のダブル受賞をきっかけに国内外で話題となりました。その最大級のヒットを得てシリーズ化され、英語やイタリア語など世界20か国語以上への翻訳や発売がなされるなど大ヒットとなりました。ゲーム・コンベンションでは、トーナメントもしばしば開催されます。カタンは1995年に発売されて以来3000万個以上を販売し、世界中で親しまれています。カタンの日本語版は現在、ジーピーから発売されています。基本となるスタンダード版に加えて遊ぶ「拡張セット」や、単独で遊べる別シリーズなど、これまで多くの関連商品がリリースされています。

ゲームはカタン島が舞台です。プレイヤーは開拓者として島に降り立ち、資源カードを集めて道を伸ばしながら開拓地を広げていきます。大航海時代に発見された無人島を複数の入植者たちが開拓していき、もっとも繁栄したプレイヤーが勝利するという内容のボードゲームです。基本となるスタンダード版のプレイ人数は３人または４人ですが、２人用の特別ルールも設定されています。５〜６人用の拡張セット（別売）も発売されています。独特な見た目でルールも多く、初見では取っつきにくい印象を受けます。しかし様々な要素が複合的に絡み合い、絶妙なバランスでルールが成り立っているため、一度遊べば理解でき、もう一度遊びたくなるのです。カタンが愛好家たちに「奇跡のゲーム」と呼ばれる所以はここにあります。

カタンスタンダード版

カタンで最も基本であるスタンダード版があります。スタンダード版がないと、多くの拡張版は遊ぶことができないため、最初に買うべきカタンです。スタンダード版のプレイ人数は３～４人ですが、５～６人でプレイできるようにするための拡張セットもあります。そしてカタンにはスタンダード版の他にスタンダード版に追加して遊べる拡張版と、単体で独立して遊べるスピンオフ作品があります。次にカタンの遊び方です。最初に六角形のタイルを並べて作るカタン島が舞台となります。各タイル（土地）には２〜12（７を除く）の数字が割り振られます。プレイヤーが手番で振るサイコロ２つの合計と同じ数字の土地から、土地に対応した資源（木材、粘土、麦、鉄、羊毛）が産出します。各プレイヤーは産出した資源を使い、道（道路）、家（開拓地）、街（都市）を建設していきます（それぞれの建造物は版によって呼称は異なるが機能は同じ）。開拓の度合いが点数化され、自分の手番時に最初に10点に到達した人が勝利となります。カタンの遊び方の詳細は公式ページがありますのでそちらをご覧ください。

この記事ではカタンのスタンダード版の遊び方やルールを知っている前提で、戦術やゲームに勝つためにどうすればいいかをまとめていきます。公式ページにも記載されている最低限知っておいた方がよい戦術で次の３つが重要と思います。

ゲーム開始時、「レンガ(土)」と「木材(木)」は一番重要な資源です。街道を敷設するにも、開拓地を建設するにも、両方の資源が必要です。初期配置で少なくとも開拓地を１つ、出目のよい「森林」や「丘陵」に接するように配置すべきです。
港の価値を過小評価してはいけません。例えば、豊穣な「耕作地」と接する開拓地や都市をもつ場合、「小麦(麦)」の専門港に開拓地の建設を試みてみるべきです。
最初の開拓地２つを配置するとき、自分の領域を拡大する十分な余地を残しておきます。港に向けて建設していくつもりなら、開拓地の初期配置ではカタン島中央部は使いにくい場所となります。

そして他のサイトも参考にいいなと思う戦術を自分なりに検討してみました。まずカタンの最初の展開は発展を除けば開拓地づくりです。そのためには開拓地と街道づくりの資源である木と土を取れる場所に最初の開拓地を置くことが重要です。開拓地や街道をつくるのに必要のない岩は軽視すればいいかと思います。そして初期配置の街道の次には開拓地を置くべきで、街道を伸ばすべきではないということです。最初の段階で街道をつくっても点にはなりませんが、開拓地をつくっていけば点数が稼げるからです。もう一つ初期配置で重要なことは３対１港に開拓地を置ける展開にもっていけるようなところに置くことです。そして開拓地を増やしていく間に岩も取れるようになり、都市への展開をしていけばいいわけです。とりあえず以上のことを実践していって結果をみたいと思います。また何かあればこの続編も書きたいと思います。