ログハウスの断熱材、ガラスウールはNG、自然系断熱材の羊毛はOK

家づくりはいろいろなことを決めないといけません。建築士が全て得意なわけではありません。お任せになっていると、後でこうすればよかったと後悔することにもなりかねません。決定は自分でするしかありませんが、一生に一度のことで失敗は許されません。私が数年かけて検討した事項をまとめてみました。今回は断熱材ついてです。ここでおさえておきたい事項は何があるでしょうか。

断熱材は必要

ログハウスは自然そのものの木が床、壁、屋根になっている以上、断熱材は不要ではと思いますが必要のようです。どうしても木そのものにこだわりのある人は無しでいくのも一つの手かもしれませんが。でもやはり木と木の合わせにどうしても隙間ができてしまうため、ログハウスに住まわれた方は冬は寒いとよく言われます。裏を返せばそれは通気性がいいということだからシックハウスの面から見ればいいということになります。木の隙間風を肯定的にとらえ、建築士さんが言うように床下と屋根には断熱材を入れることにしました。最近の気密性を重視する風潮から、法的にないといけないかもしれません。ではその断熱材をどれにするかということが問題になります。


断熱材のガラスウールはNG

普通に最も普及して効果もあるガラスウールを建築士さんは当然のように提案されます。ここで注意です。ガラスウールは無機質繊維ですが、抗菌剤が含浸されているのです。この有害性は見逃すことはできません。作業的にもチクチクして嫌がられるとも聞いていますし、ガラス繊維を吸い込んで肺を悪くする可能性もあります。建築士さんは最近の製品はガラスウール自体をビニールで包んでいるのでそのような心配はないとのこと。じゃあ、せっかくの繊維質の通気性はどうなるの?破れたら抗菌剤は出てくるよね。とそんなことでガラスウールは安くても絶対だめとしました。

断熱材は自然系を選定

それから他にどんな断熱材があるのかなと調べ始めました。自然系で有害な化学物質を含まないことを基本として、断熱性能がそこそこありという感じです。断熱性能をあまり求めすぎると前者をクリアーすることが難しいためです。他に化学系でペットボトルの素材であるポリエステル繊維で作られた断熱材、パーフェクトバリアというものもあります。とても馴染みのある素材で固形で使用しているため、化学物質ではありますが有害物質を含浸などはしていないということで気に入りました。

自然系ではセルロース(紙)ファイバーを検討しましたが、有害物質を含浸している可能性が高いということでやめました。そこで羊毛となるわけです。羊毛の断熱材はパンフレットを見ているといいことばかりが書いてありますが、変な化学物質を含浸しなくてもそのままで使用するようでこれも大変気に入りました。結局ペットボトル素材か羊毛かとなりました。価格的に両方とも高く、でも少し羊毛が安いようでした。しかもリサイクルのものを使用すればもっと安くなるということで羊毛に決めました。

断熱材のまとめ

ログハウスにも断熱材が必要のようです。木そのままの断熱性能で十分じゃないかとも思いますが、ここは折れて入れることにしました。ガラスウールは化学物質を含浸しているため絶対にだめ。パーフェクトバリアというものもありましたが、自然系断熱材の羊毛に決めました。

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