前の記事でヘッドホンとイヤホンのどちらを購入するかでヘッドホンという結論を出しました。しかしもう一つ決めないといけないことが有線か無線かということです。最近はワイヤレスヘッドホンの方が需要が高くなっているらしいです。これは確かに音質は有線の方がいいが、快適性を重視する傾向が強くなっているからとのことです。主要機能のノイズキャンセリング機能を備えるヘッドホンは全てワイヤレスになりつつあるようです。そこでヘッドホンを購入するにあたって、本当にワイヤレスがいいのかどうか検討してみたいと思います。
ヘッドホンの有線と無線
ワイヤレスヘッドホンはやはりBluetoothということもあって音質が劣化しやすい上にバッテリーが悪くなるとノイズが発生しやすくなります。対して有線ヘッドホンはノイズ少なめ、音源に忠実な音を出せる、より臨場感が高い音と音質面ではかなり優勢です。ちなみに同じ価格のワイヤレスヘッドホンと有線ヘッドホンでも音質は変わってきます。これは同じ価格でもワイヤレスヘッドホンは無線にするためのチップなどが必要になり、音質に金をかけられないからだそうです。しかし音質では劣勢だったワイヤレスヘッドホンも使い勝手になってくると優勢になってきます。例えば多くのワイヤレスヘッドホンだけで再生と停止、音量の調整、曲の前後スキップなどが行えますが、有線ヘッドホンだと再生機器から操作しない限り、何もできないパターンが殆どです。これはBluetoothがあるか、ないかで変わってくる話で、もちろんBluetoothを採用しているワイヤレスヘッドホンは利便性に大きく長けています。
有線と無線の違いはコードがあるかないかです。つまり有線は無線に比べたらコードが邪魔になるのは必然です。また有線の場合は雑に扱っているとすぐに断線して使えなくなってしまいます。ワイヤレスの最大のデメリットは充電をしなければいけないということです。最近のワイヤレスヘッドホンは一回の充電で使用出来る時間が増えてきています。とはいえ最大でも10時間程度。頻繁に使うなら1日〜2日に一回くらいは充電しなくてはなりません。ワイヤレスは多少なりとも音質が劣化します。具体的にいうと篭ったような音になります。特に安価なヘッドホンの場合はその差が顕著に出ます。またワイヤレスは音の遅延(レイテンシ)が発生します。例えば格闘ゲームやDTMなど、音の遅延が致命的になる作業をする場合は有線にした方が無難です。iPhoneにヘッドホンジャックがなくなり、スマホの音楽もワイヤレスで聴く人が多くなってきました。それに伴ってワイヤレスイヤホンやヘッドホンの製品が増えてきています。しかし有線に比べるとまだ数が少ないのが実情です。
ヘッドホン購入のポイントです。難聴問題もあるので遮音性が高く、ノイズキャンセリングのついていること。反面ヘッドホンの弱点であるつけ心地が少しでもましであること。そしてゲームにはヘッドホンが向いているがワイヤレスは音の遅延があること。音質については値段と相談して決めればいい。以上を考慮するとワイヤレスであるけれども有線も可能なヘッドホンがいいと思います。結局は有線・無線兼用のヘッドホンを探すことにしました。
そして選んだヘッドホンはBose QuietComfort 35 wireless headphones IIです。気に入った点は有線・無線両方でノイズキャサリング機能が使えるということ。重さも230gと軽く、つけ心地の評価が高いこと。ブランドもBOSEで安心できることなどです。BOSEでは既に新しいBose QuietComfort 45 headphonesが出ていて、できればそれを買いたいとも思いましたが、価格的に折り合いがつかなかったためにネットで探して旧品を購入しました。
ヘッドホンの有線と無線まとめ
ワイヤレスヘッドホンの利便性はあるが、音楽優位性とゲームでの音の遅延問題を考えると有線もいい。難聴問題のノイズキャンセリング機能とつけ心地も重要だ。信頼できるメーカー品で旧モデルで価格を抑え、Bose QuietComfort 35 wireless headphones IIにしました。
*この記事は作者の主観で書いています。内容についてはしかるべき情報の確認をしてください。