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白内障手術のタイミング?パソコンやスマホにブルーライトカットのフィルムを貼ろう!

白内障とは、水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する病気です。水晶体とは、目の中でカメラのレンズのようなはたらきをする組織で、外からの光を集めてピントを合わせるはたらきを持っています。通常は透明な組織ですが、白内障では白く濁ってしまうため、集めた光がうまく眼底に届かなくなり、次のような症状が引き起こされます。視界が全体的にかすむ。視力が低下する。光をまぶしく感じる。暗いときと明るいときで見え方が違うなど。

白内障とわかったらどうすればいいでしょうか?いろいろ情報を見て検討しました。これはあくまで私見です。ご留意ください。

白内障の手術

白内障になってしまったらもう治りません。目薬や内服薬には、病気の進行を遅らせることしかできません。緑内障も同じですが、目の病気は自分の治癒力だけでは治らないことが多いようです。もうあきらめるしかありません。少し悲しいですね。しかし白内障は手術をすれば治る病気です。これが緑内障とは違うところです。ではその手術はどのようなものでしょうか。昔は時間もかかっていたようですが、今は10分もかからないようです。ですから日帰り手術などを宣伝で目にすることもよくあります。ではその内容と言えば、次のようなことのようです。

  • 目薬で麻酔を行い、角膜の部分を小さく切開
  • 超音波を使って水晶体の中身(核)を砕いて吸引し、周りの袋だけを残します。
  • 残した袋の中に眼内レンズを折りたたんで挿入します。レンズは袋の中でしっかり固定され、術後も縫合は行いません。

要は、水晶体で悪くなった部分を取り除いて、人工の眼内レンズというものに置き換えるわけです。


白内障手術のタイミング

白内障の手術のタイミングでよく書かれている話が、メガネをかけても矯正視力が0.5か0.6ぐらいになってくればということです。そして次のようにも書かれています。矯正視力が白内障手術に踏み切る絶対的な基準ではなく、人それぞれ生活環境や生活状況は異なりますから、基本的には自分の日常生活に不便を感じるようになった時が、手術を考える時期であると。誠にあいまいと言えばあいまいです。

また手術しないで放置しておくと、確実に白内障が悪くなること。水晶体が硬くなり、手術が難しくなること。そして水晶体が大きくなり、目の中の水分の流れが滞ることで眼圧が上がり、緑内障を引き起こす危険性が増すことなどがあります。いずれにしても放置した場合は定期的な診察が必要になるでしょう。

逆に手術を待った方がいいこともあるようです。糖尿病で状態が安定していない方、角膜内皮細胞の数が少ない方、これらは医師からの指示で待つかどうか決めることになるでしょう。問題はもう一つのケース、症状の進行に左右差がある方の場合です。白内障の進行に左右差があると、手術で眼内レンズを入れたほうの目と視力差が出るため、物の大きさが左右で極端に違って見えるといった問題が起こるようです。そのため、もう片方の白内障の進行を待ってから両目を同時に手術することもあるようです。普通に考えれば片方の目から手術の対象になるため、その時に両方手術してしまう人もいるでしょうが、待つかどうか悩むと思います。そこで自動車免許の基準を下回った場合に手術しようというのもありかと思います。ちなみに普通自動車の視力条件は、両目(両眼)で0.7以上、かつ、片目(片眼)でそれぞれ0.3以上、または片眼の視力が0.3に満たない方、もしくは片眼が見えない方については、他眼の視野が左右150度以上で、視力が0.7以上が、視力検査の合格基準になります。

そうは言っても手術するかしないかは、最終的には医師と相談して決めるしかないようです。

白内障の予防

白内障の原因としては加齢、紫外線、放射線、ステロイドホルモンなどの薬剤、全身疾患などがあげられます。少しでも白内障を予防するためには、どうすればよいのでしょうか?白内障になる要因の1つは紫外線です。目の水晶体が紫外線を受けると活性酸素が発生します。水晶体のたんぱく質は、その酸化作用で変性し、白内障を引き起こします。特に、長時間強い紫外線を浴び続けると、白内障が早く進行することがわかっています。 曇り空やガラスも通過するA波と異なり、B波の場合は、比較的防御しやすいので、屋外で過ごす時間が長い方は、UVカットのサングラスやメガネなどをかける、つばの広い帽子をかぶるなどの対策をとることをお勧めします。ただし、紫外線が白内障の進行を早める一因であることはわかっていますが、どんなに紫外線を防いでも、白内障を完全に防ぐことはできません。

そこでパソコンやスマホを長時間使っている方などにアドバイスですが、ブルーライトカットの液晶保護フィルムを買って、パソコン画面に貼ることはとても大事だなと思っています。白内障は10代のころから始まるとも言われています。パソコンやスマホ使用による目への負担は確実にその進行を加速しています。ですから今からでもすぐにその予防措置を講じるべきです。

白内障のまとめ

白内障の手術のタイミングは自分の日常生活に不便を感じるようになったときと言われますが、実際には片目だけ先にやるか、両目が悪くなるまで待つかなど非常に難しいと思います。また白内障の予防のために、パソコンやスマホにブルーライトカットの液晶保護フィルムを貼りましょう。

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