今年もそろそろ寒くなって来ました。我が家にある2つの石油ストーブを出しましたが、1つが故障してしまったので新しい石油ストーブを購入すべく検討しました。一般的に家庭で使用する石油ストーブには3種類があります。反射式石油ストーブと対流式石油ストーブと石油ファンヒーターです。それぞれ暖房能力や特徴があり、部屋の広さや個人の好みに合わせた石油ストーブを選びます。
対流式石油ストーブ
対流式石油ストーブは石油ストーブの中で一番シンプルなタイプです。対流式石油ストーブは広い部屋全体を効率よく短時間に暖めます。ストーブの中心に火が燃える部分があって、ストーブの周りすべてに熱が伝わるようになっています。熱くなった空気が上昇することによって対流が起き、さらに対流によって暖かさが運ばれていきます。対流式石油ストーブはこの対流を発生させる効果が高く、部屋の真ん中に置くと部屋全体を温めることが出来るストーブです。対流式石油ストーブを部屋の隅へ置いてしまうと、せっかくの幅広い暖かさが半減してしまいます。対流式石油ストーブは広めの部屋(10畳以上)を想定して設計されているので、灯油代だけを見ると高くなります。反対に狭い部屋では使いにくくなり、家具や荷物が多い6畳の部屋などでは部屋の中心に置けません。
対流式石油ストーブは暖房効果の高さだけでなく、アンティークなレトロな魅力で部屋のおしゃれなインテリアになるので人気があります。ストーブの上にやかんや鍋を載せることができるので便利です。構造がシンプルで故障も少ないので長く使えるストーブになっています。また調理が可能な冬キャンプの暖房器具としてキャンパーからも支持を得ています。360°暖かいのでストーブを囲み、みんなで暖まることができます。対流式石油ストーブは灯油タンクと一体型になります。本体が重ければ灯油ポリタンクをストーブまで持っていき給油することになります。また何年かに一度は芯の交換が必要です。対流式石油ストーブは灯油が染み込んで火が着く芯がどうしても消耗してしまいます。火力が上がらなくなってきた、火が偏って燃えていると感じたら芯の交換が必要です。芯に十分灯油がしみこまないうちに火をつけてしまうと芯が焦げてしまい1発でダメになってしまいます。また1シーズンを越してしまった灯油、または直射日光に当たる場所においていた灯油など悪くなった灯油を使うと、いくら新品のストーブでも芯が堅くなってしまって火力が上がりません。その時は芯交換が必要になります。芯とともにお手入れが必要なのが、点火する時に赤くなる点火ヒーターです。
対流式石油ストーブのメーカーにはトヨトミ、コロナ、アラジンなどがあります。トヨトミは日本の石油燃焼機器・各種家電機器メーカーです。特に石油ストーブの分野で有名です。燃焼時の臭いを抑えた「ダブルクリーン」機能が特徴です。またクラシックなデザインの製品が多くラインナップされているのもポイントです。レトロな石油ストーブを探している方におすすめのメーカーです。コロナは暖房機器や給湯器・温水器などの住設機器を得意とする日本のメーカーです。各種ストーブも高く評価されています。ラインナップが豊富で、デザインや機能にこだわった石油ストーブを求めている方におすすめのメーカーです。アラジンはイギリス発祥の暖房機器ブランドです。1930年から続く「ブルーフレーム」シリーズは、その名の通り「青色の炎」が特徴です。見た目が美しいだけでなく、灯油のニオイも抑えられています。またデザイン性の高さもポイントです。おしゃれな石油ストーブを探している方にはおすすめのメーカーです。
アマゾン:石油ストーブ 対流式
対流式石油ストーブのまとめ
対流式石油ストーブは広い部屋全体を効率よく短時間に暖めます。対流を発生させる効果が高く、部屋の真ん中に置くと部屋全体を温めることが出来るストーブです。対流式石油ストーブはアンティークなレトロな魅力で部屋のおしゃれなインテリアになるので人気があります。
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