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千畳敷カールへはバス停のある駒ヶ根高原リゾートリンクス宿泊が便利

中央アルプス国定公園を気軽に、しかもダイナミックに感じるには、やはり宝剣岳(2,931m)直下に広がる千畳敷カールがおすすめです。木曽駒ヶ岳は中央アルプス最高峰の山でなだらかな山容が特徴です。長野県の上松町・木曽町・宮田村の3つの村の境界にあり、日本百名山の1つでもあります。木曽駒ヶ岳といえば「千畳敷カール」!氷河地形のこの一帯では、6月下旬~8月頃にかけて辺り一面お花畑の絶景を楽しむことができます。

中央アルプスは駒ヶ岳ロープウェイの開業によって、登山者だけではなく登山を経験したことのない方にも、身近な存在になりました。標高2,612mの千畳敷カールまでは、ロープウェイとバスを乗り継いで約1時間。千畳敷駅から駒ヶ岳までは往復約4時間。初心者向けの日帰り登山コースとして親しまれています。菅の台バスセンターから駒ヶ岳ロープウェイの始発駅・しらび平駅(1,662m)までバスで約30分。日本最高地点にある駅の千畳敷駅(約2,612m)までは、ロープウェイで約7分30秒。日本最大の高低差である950mを秒速7mで駆け上がります。天気がいいと富士山をはじめ南アルプス連峰を見渡すことができるほか、秋の紅葉シーズンは錦秋に染まる中央アルプスの感動の景色を見ることができます。千畳敷カールを目指すときは駒ヶ根高原リゾートリンクスに宿泊することをおすすめします。当ホテルの目玉である胸が高鳴る華やかバイキングと夕食後の大自然を感じられるツアーのネイチャーガイドはとてもおもしろいです。そしてホテル前にバス停(駒ヶ池)があり、ここからバスに乗ればほぼ確実に座っていけます。



 

千畳敷カールの四季

夏は短いからこそ鮮烈な印象を残す、標高2,612mの夏。朝夕はひんやりとした大気に包まれ、日中は強い日差しが降り注ぎますが、最高気温は20℃前後でとても涼やかです。見頃を迎えるのは美しい高山植物の花々。千畳敷カールから駒ヶ岳にかけてクロユリ、コバイケイソウ、コイワカガミ、ツガザクラ・・・と、厳しい自然の中に咲くその可憐な姿は、見る人の心をとらえて離しません。高山植物の見頃6月下旬~8月下旬。冬晴天率が高く空気が澄み渡る中央アルプスの冬。眼前には雪化粧した南アルプスが一望に見渡せます。天気が良い日は、夜になると周囲に明かりがないため、ホテル千畳敷から約3,000個の満天の星空を眺めることができます。また、積もった雪が風の力で波状の紋様を描くシュカブラ(風雪紋)や樹氷、ダイヤモンドダストなど、この季節にしか出会えない自然の芸術作品にあふれています。秋山頂から麓へと、葉の色が移りゆく秋、山肌は紅、茜、黄金色と鮮やかにその姿を変えます。時々垣間見える白い岩石や緑のハイマツとのハーモニーが、ロープウェイの車窓を賑わせます。風の冷たさに、まもなく訪れる冬の気配を感じつつ、華やかで短いこのひとときを満喫すべく多くのお客様が千畳敷を目指します。紅葉の見頃9月下旬~10月下旬。春山麓に桜の便りが届く頃、山々は未だ雪の世界。千畳敷は全国から集まるスキーヤー・ボーダーの歓声がこだまするゲレンデへと姿を変えます。4月上旬から5月下旬には雪の積もった千畳敷カールをスノーシューで散策すると雪化粧した南アルプスの絶景が楽しめます。雪に覆われていた滝も姿を現し、雪解け水を麓へと運び、その麓では光前寺のシダレザクラ・高遠城址公園のコヒガンザクラが見頃を迎えます。千畳敷スキー場営業期間4月下旬~5月下旬。

千畳敷カールの気温は、夏真っ盛りの7、8月の最高気温でも20℃くらいの涼しさ。厳冬の2月には最低気温が-20℃を下回ります。そのため、冬はもちろん、夏においても、平地の気温に合わせた服装で登ると大変な目にあうことになります。山を決して甘く見ず、平地の服装よりも厚着をしていくか、重ね着できる服を必ず持参しましょう。解けの頃から秋にかけて、多種多彩な花たちが競い合うように咲き誇ります。この花たちは、氷河期以来、高山帯での厳しい自然環境に耐えて生き残ってきましたが、一度破壊されてしまうと元の生態系に回復するまで、大変長い年月を要します。ですから、山では基本的に全ての動植物の採集、移動、持ち出しが禁止されています。たとえ昆虫、枯れ木、落枝、落葉などであっても、許可がないと持ち出せません。登山道には、高山植物を保護するためにロープが張ってありますが、ロープが張られていないところも「立入禁止区域」となっています。くれぐれも登山道から外れないよう、心がけてください。氷河期から生き続ける儚くも可憐な花たちの命を後世に繋げていくため、中央アルプスを訪れた全ての方々が自然保護への協力しましょう。

千畳敷カールは駒ヶ根高原リゾートリンクス宿泊が便利

中央自動車道の駒ヶ根インターで降りて、5分も行けば駒ヶ根高原リゾートリンクスに到着します。今年も訪れて3回目となります。千畳敷カールには1回目に登り、2回目は天気が悪かったので行けませんでした。しかし今年は天気もよく秋晴れで視界良好でした。宝剣岳を望み、駒ヶ岳に続く乗越浄土も青空の下に鮮やかに見えました。逆に下界は雲海が一面に広がり、遠く富士山の頂も見えました。特に登山の装備をしていなかったので、遊歩道を歩いて剣ヶ池を横切って1時間くらいの散歩をしました。それからホテル千畳敷で休憩して帰って来ました。朝から登ったので殆どの人達は乗越浄土から駒ヶ岳を目指していました。今度来たときは私も登山装備をして、登山届を出して駒ヶ岳までは行きたいなと思いました。

宿泊はいつも駒ヶ根高原リゾートリンクスです。旅の最大の楽しみであるホテルの食事のバイキングは目で見ても、実際に味わっても「またここに来たい!」と思ってもらえるような料理ばかりです。コンセプトは一皿一皿のクオリティが高い料理でありながら、幅広い年代の方たちが楽しめるメニュー構成です。さまざまなジャンルの料理を味わえるように、「軽さ」を重視しています。提供する料理は、約40種類、地元駒ヶ根をはじめ信州の食材をふんだんに使いながら、色彩やデザインでも五感で楽しめる料理が並びます。駒ヶ根高原リゾートリンクスのバイキングは宿泊した人達が選ぶ「じゃらんアワード大賞」の夕食部門で、2017年から3年連続で大賞を受賞しています。

駒ヶ根高原リゾートリンクスのイベントの夕食後のネイチャーガイド3つはとても充実しています。1つ目は開催期間は10月初旬までですが、千畳敷ネイチャーガイドです。これから千畳敷カールへ行く予定の方の事前の学習講座です。映像を交えながら多くの新鮮な情報を仕入れることができ、実際に訪れた際の感動をより大きくできます。このときに駒ヶ岳ロープウェイまで行くバスについて、ホテル前のバス停(駒ヶ池)から乗ると便利であることを教えてくれます。次が菅の台バスセンターですが、車で来た人達が駐車して乗るので大変混雑します。人がたくさん並んでいるので、約30分間隔のバスにすぐに乗れないことも多々あります。駒ヶ池は菅の台バスセンターの一つ前のバス停なのでほぼ確実に乗れます。このメリットは一度行かれた方なら、そのありがたみがよくわかると思います。更にホテルではバスとロープウェイの往復の引換券をフロントで購入できます。行きのバスでは降りるときに見せるだけです。そしてロープウエイ乗り場の切符売り場で往復切符と交換してから行きのロープウェイに乗ることになります。

2つ目は森を滑空する姿に心躍るムササビ観察ツアーです。ホテル敷地内にある森には、野生のムササビが手作り巣箱に暮らしています。そこで愛くるしい姿や、木から木へ滑空する様子を見てもらおうと、夜行性のムササビが行動を始める日没頃から「観察ツアー」を開催しています。ガイドからムササビの生態や特性についての説明を聞いた後、しんと静まり返ったホテル裏の森へ。ガイドのリードでムササビを探しますが、かなりの高い確率で出会いの感動を味わえます。3つ目は星空さんぽです。日が沈んで山や森などが暗闇に包まれても、駒ヶ根高原からは美しい景観を楽しむことができます。明るさを競い合うかのように輝く、夜空に散りばめられた無数の星々の眺めです。標高850mの高地に広がる駒ヶ根高原はとっても空気が澄んでいて、星空観察の名所として知られています。そこで開催される「星空さんぽ」は大好評です。ガイドが同行するので、季節の星や星座などの見方も勉強できます。

早太郎温泉 駒ヶ根高原リゾートリンクス

千畳敷カールのまとめ

千畳敷カールを行くときは駒ヶ根高原リゾートリンクスの宿泊がおすすめです。駒ヶ根高原リゾートリンクスのバイキングはすばらしく、夕食後のネイチャーガイドもとても充実しています。ホテル前のバス停(駒ヶ池)は混み合う菅の台バスセンターの一つ前で乗りやすく便利です。

*以上の記事は私の主観で書いていますのでご了承ください。

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