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石油ストーブの石油ファンヒーターはすぐに暖かくなるけれど少し不安

今年もそろそろ寒くなって来ました。我が家にある2つの石油ストーブを出しましたが、1つが故障してしまったので新しい石油ストーブを購入すべく検討しました。一般的に家庭で使用する石油ストーブには3種類があります。反射式石油ストーブ対流式石油ストーブ石油ファンヒーターです。それぞれ暖房能力や特徴があり、部屋の広さや個人の好みに合わせた石油ストーブを選びます。



 

石油ファンヒーター

石油ファンヒーターは部屋全体をすばやくあたためられる暖房器具です。帰ってきてまずスイッチをONにすれば、すぐに部屋が暖まります。煙突も必要なく、身近で手軽に使えるストーブです。石油ファンヒーターは灯油を入れるタンクと本体で構成されており、灯油を燃やした熱をファン(送風機)によって送り出して部屋を暖めます。石油ファンヒーターは点火が早く、温風で強制的に空気を対流させて部屋の奥まで暖かさを届けるため、すばやく部屋全体を暖めることが出来ます。ただし1時間に数回の換気を行うことが必要です。換気せずに使用していると酸素不足による不完全燃焼で、一酸化炭素中毒になってしまう可能性があります。ストーブに換気をお知らせする機能が付いているので、お知らせが鳴った場合は換気を行います。石油ファンヒーターは排気を部屋の中に排出します。灯油を燃やした排気の中には水分が含まれており、その水分が部屋の結露の原因となる場合があります。また石油ファンヒーターは反射式や対流式と違って炎が見えないので少し不安もあります。

石油ファンヒーターはコンセントが届く場所であれば簡単に移動して設置できます。当然ですが、停電しているときは使えません。キャスターがついた台車のようなものも発売されていて、機動性は抜群です。石油ファンヒーターは温度調整も自動で出来ますし、タイマーも使えます。寒い朝にはタイマーを使ってあらかじめ部屋を暖めておけば、寒い思いをして布団から出てきて部屋が暖まるまで我慢する必要もありません。しかし定期的にストーブの背面についているフィルターの掃除が必要です。フィルターにほこりが詰まってしまうと、温風が弱くなってしまったり、最悪ストーブが過熱してしまって動かなくなってしまいます。また古い灯油を使ってしまうと、ストーブが正常に燃焼できなくなってしまいます。場合によってはストーブが故障し、新品が買えるだけの修理費がかかる場合もあります。石油ファンヒーターにはシリコンが天敵です。シリコンがストーブ内に入ってしまうと誤作動を起こしてエラー表示がでてしまいます。シリコンはヘアトリートメントやヘアスプレー、柔軟剤などの様々な製品に含まれているのでストーブの近くで使用しないことです。

石油ファンヒーターはダイニチやトヨトミをはじめ、いくつものメーカーから製品が発売されています。ダイニチは石油ファンヒーターにブンゼン気化式という灯油噴射方法を使用しているメーカーです。気化器を使い、灯油を直接あたためてバーナーへ噴射します。点火までの時間が速く、およそ40秒で点火が可能です。気化器をあたためるため、消費電力が少し高くなる傾向がありますが、使用中の灯油のニオイがほとんどありません。またワンタッチ開閉式のキャップは回さずにすばやく給油が可能です。トヨトミの石油ファンヒーターは、ほとんどの製品に消臭システムを搭載しているのが特徴です。ノズル内に灯油が残りにくい構造を採用しているので、部屋に石油のニオイが蔓延するのを防げます。またトヨトミ独自のエコモードを搭載したモデルも存在します。エコモードは寒さを抑えながら節約できるよう室内の温度を徐々に下げていく機能です。室温を徐々に20℃まで下げられるのは他のメーカーにはないトヨトミならではの魅力です。コロナの石油ファンヒーターは点火時間が短く、電気代が安いヒートバックシステムで動作します。灯油を霧状にして噴射するため、燃やすために熱をそれほど必要とせず、着火まで短時間なうえに省エネです。稼働しても静音性に優れており、臭いも少なく風量が多いのが特徴です。またタンクのキャップはワンタッチで外せるので給油もラクに行えます。

アマゾン:石油ファンヒーター

石油ファンヒーターのまとめ

石油ファンヒーターは点火が早く、温風ですばやく部屋全体を暖めることが出来ます。温度調整も自動で出来ますし、タイマーも使えます。ただし1時間に数回の換気を行うことが必要です。反射式や対流式と違って炎が見えないので少し不安もあります。

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