寝室のコンセントはベッドの位置を決めてからその周辺やフロアに配置

コンセントは壁に取り付けることが原則です。ただし、収納家具などによって取り付けたコンセントが使えない、そんなことのないように家具配置を考慮しながら位置を決めることが大切です。また、コンセントで最も問題になるのは数と位置です。電化製品の数が多いキッチンでは、それだけコンセントの数も多くなりますが、リビングや寝室のような居室では部屋の広さに応じて増やしていくことが原則です。しかし住んでみるとコンセントが少ないと困ったりするので多めにして、でもあまり美観を損ねないように配置することが必要かと思います。寝室のコンセントについて検討したいと思います。



寝室のコンセント

寝室は寝るための場所なのであまり電化製品を使っていないような気がしますが、実は電化製品を使う頻度が高い場所です。最初にベッドをどこに置くかレイアウトを決めておき、その周辺に最適なコンセントを配置します。次に家具などを置く場所も決めて、家具の上で使う家電や床置きの家電を想定して、適切な場所に必要な個数だけコンセントを配置していくといいと思います。

寝室のベッド周りのコンセント

寝室のベッド周りのコンセントです。まず枕元ですが、寝ながらすることと言えば本を読んだり、音楽を聴いたりすことでしょうか。後は必需品としては目覚まし時計でしょうか。音響と目覚ましはセットになっていることも多く、時計は乾電池仕様のものでもいいので、コンセントの数としては最低2つ程度でしょうか。最近は寝ながらスマートフォンという方も多いので、その充電用のコンセントもと考えがちです。しかしここは敢えて電磁波の問題を考えて、寝る時には少なくともスマートフォンを離すことを徹底した方がいいと思います。そしてベッドの足元におすすめなのが人感センサー付きコンセントです。夜トイレに起きた時に、電気をつけると家族が目を覚ましてしまうからと電気を付けずにトイレまで歩いていく方もいらっしゃるでしょう。足元が暗いと転倒の危険性もありますので人感センサー付きコンセントを採用すると安心です。次に布団乾燥機や電気毛布用で冬場に重宝しそうなこの二つも、同時に使うことはないのでコンセントが1つ必要かと思います。先ほどの電磁波の問題で電気毛布などは使いにくいですが、最近は電磁波の出ない電気毛布もあるので可能性としてありかと思います。常に差しっぱなしでもないので、ある程度高い位置につければ、このコンセントが掃除機用として使えることにもなります。以上がベッド関係のコンセントとなりますが、ベッドは通常2つなので、コンセントの数もその倍ということになります。

寝室のエアコン

寝室にエアコンは必要だと思います。夏の寝苦しい夜はエアコンを適温でかけて、睡眠を十分にとるということも大切です。健康的にも扇風機よりはエアコンの方がいいと言われています。ですからエアコンと室外機を繋ぐダクトを通すための開口とコンセントは設置しておいた方がいいかと思います。しかもエアコンの位置は家を設計する段階で決めておかないといけません。部屋の長手方向へ風が出るようにエアコンを取り付けることで、部屋全体に風が届きやすくなります。エアコンは冷房時の風は水平に吹き出し、暖房時の風は真下に吹き下ろすのが、もっとも効率的に冷暖房できます。ベッドにエアコンの風邪が直接当たらないように配置するのがポイントになってきます。また普通の天井高さの部屋で、窓がある位置にエアコンを付けるのは幅が狭く難しいので要注意です。次にエアコンの室外機の置き場について、室外機はある程度の大きさがある上に結構目立つので、基本的には道路側といった目立つ位置に持ってこないのが基本となります。また、配管も雨樋と同じように目立つ要素になるので、できるかぎり配管を短くしたり目立たせなくするのも重要です。そんな家の見た目に悪影響を及ぼしやすい室外機ですが、エアコンの性能は室外機が左右すると言っても過言ではありません。とりあえず目立たない場所に室外機を置いたけども、室外機の目の前に塀があったりするとエアコンの性能はかなり落ちてしまいます。そのため、家の見た目と室外機への影響を考慮しながら、室外機置き場を決める必要があります。

寝室のフロアのコンセント

寝室のフロアのコンセントです。寝室の床置きする家電と言えば夏は扇風機、冬は暖房機、季節に関係なく空気清浄機や加湿器でしょうか。ベッドが2つですから、少なくともその両方に1つずつは必要になるかと思います。このコンセントは床置きに対応するものなので、コンンセントの高さも床に近いところでいいと思います。そして掃除機用として高さ1m程度の位置に1つ必要となります。掃除機用のコンセントはどの部屋でも同じですが、出入口のところにある照明のスイッチの下につけるといいかと思います。家具の上にもおしゃれなランプやスマートフォンの充電などに使うために必要です。1つや2つはコンセントを設置しておきましょう。また女性の方はドレッサーを置く方も多いかと思います。ドレッサー本体のコンセントと、ドレッサーにつけているライト用があれば普段は足りるかと思います。

寝室のコンセントまとめ

寝室のコンセントの位置はまずベッドの位置を決めてからその周辺にコンセントを配置します。次に家具を置く場所とその上に置く家電を想定してコンセントを配置します。後はエアコン、床置きの家電、掃除機用、ドレッサーなどのコンセントを配置します。

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