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テレビドラマ「ハゲタカ」②!面白い、もう一度見たい!

2018年夏のテレビドラマで、とても面白くて繰り返し見たくなるようなテレビドラマを選びました。テレビ朝日の木曜夜9時からの「ハゲタカ」です。累計240万部突破の真山仁氏の傑作小説の連続ドラマ化です。伝説の企業買収者が次々と買収を仕掛け、鮮やかに勝利していく様を描いています。2018年夏の視聴率ランキングでも上位に来ています。

テレビドラマ「ハゲタカ」大企業買収

主人公の外資系投資ファンドを率いる買収者鷲津政彦(綾野剛)は危機に瀕している大手電機メーカーの買収を始めます。しかしアメリカの軍需産業をバックにした同業者の強力なライバルが立ちはだかります。電機メーカーの技術を手に入れることが目的です。自由な経済原理が太刀打ちできないものに国の覇権争いがあります。アメリカと昔で言えばソ連、今は中国でしょうか。アメリカは政府機関とグローバル企業がお互いの権益で結びついています。日本のお座敷の癒着レベルの話ではないでしょう。



電機メーカーを対象にしたTOB(株式公開買い付け)合戦が繰り広げられます。鷲津の正義は日本の魂をアメリカの軍需産業に奪わせないことです。この戦いに部下の裏切りや電機メーカー自体の内部分裂も伴いますが、この正義を盾に戦い、昔の仇敵をも利用して政府を動かし、世論を味方につけて勝ち切ります。しかしこのストーリーは一昔前のものの感じがします。現在、日本に魂と言えるような技術がどのくらい存在しているでしょうか。よく言われるバブル以降失われた20年とか30年とか言いますが、まさに日本はたくさんのものを失ったと思います。自分のことしか考えない政治家と官僚そして大手企業人ばかりになりました。アメリカや中国は少なくともグローバルにものごとを見ています。ITの発展で完全に後れを取りました。そして今後予測されるAI覇権にも負けようとしています。あのトヨタ自動車さえ危機感を持たざるを得ない状況です。なぜこのようなことになってしまったのでしょう。

一つには画一的な教育制度が背景にあると思っています。いい大学に入って、大企業に就職するような忠実なサラリーマンを養成する教育に徹してきました。子供達は将来役に立つかどうかわからない知識の勉強を一杯させられて、いい中学や高校に入ることに一生懸命です。今もこの風潮は続いています。このままではいつまで立っても創造性豊かな若者は生まれてきません。わずかに存在する創造性ある若者はこんな教育制度からはみ出した人間です。これからの教育は画一的ではなく、その子供だけが持つ個性を伸ばせる教育のしくみにすることが急務と思います。いい中学、高校、大学に入ることが全く意味を持たない世の中になってきているのです。

そして最後が財界を牛耳る大手重工です。自らの不祥事で危機に瀕します。その危機を政府機関と結託して、鷲津を利用して乗り切ろうとします。しかし案の定鷲津にひっくり返されます。日本の企業が直面する不祥事の連鎖ですが、全く責任を取ろうとしない役員を断罪する痛快な展開です。最近、安倍政治の影響なのでしょうか、全く責任を取ろうとしないえらい人達が蔓延してきました。財務省などの官僚しかり、スポーツ系団体の理事しかりです。責任を取らなくても、時が過ぎれば世論も忘れ、何とかなると踏んでいる節があります。この風潮は正直、危機的です。最も危険なのが、このような風潮が次世代をになう子供達に影響を与えることです。これは絶対に何とかしないといけません。まずは安倍政権が打倒されることが最初で、その場が沖縄知事選だと思っています。

テレビドラマ「ハゲタカ」老舗ホテル

女性ヒロインが社長を務める老舗ホテルは買収された後、独立を目指して経営努力を続けていました。しかし政府機関の偽りの助け舟に気づき、何とか危機を切り抜けます。そして最後は鷲津の関係するファンドの世話に落ち着くと言う筋書きです。この幕切れから、また次回作がありうるような終わり方だなと思いました。いつの日か次回作があることを期待したいと思います。

テレビドラマ「ハゲタカ」まとめ

テレビドラマ「ハゲタカ」!面白い、もう一度見たい!正義の企業買収劇です。大手企業の買収劇です。日本が直面する経済、教育、道徳の悪化が原因です。日本の再生を本当に考える時期に来ています。まずは沖縄知事選の玉城氏勝利。そして来年の参議院選挙で安倍政権打倒です。

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