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自民党総裁選の安倍首相3選の不安!将来は首相公選もいいのでは!

自民党総裁選が終わりました。自民党総裁選は言わずと知れた日本の総理大臣を決める選挙に他なりません。議院内閣制である以上は多数を取っている党の総裁が自動的に総理大臣になります。ですからこの選挙に国民は参加できません。少数の自民党員と国民に選ばれた自民党議員によって選ばれます。そのため国民の関心は薄いです。まして勝敗が決まっているような選挙です。関心を持てという方が無理な話です。昔は中選挙区制で自民党の中の派閥勢力が強く、それぞれが候補を立てて争っていました。有力な候補が2、3人はいつも居ました。直接選べなくても面白みや関心はありました。今は全く関心がありません。なぜこのように政治に興味をなくしてしまったのでしょうか。残念であり、危機感を感じざるを得ません。

自民党総裁選の結果

自民党総裁選は予想通り安倍首相が大差で石破氏を破りました。ただ自民党員票で見れば、石破氏が45%を獲得しており、圧勝とまでは言えません。一方的だった議員票は派閥や損得勘定の結果であり、優勢な方になびくことを考えれば、この党員票こそ国民に近い意識を表していると言えます。つまり自民党員でも安倍首相が嫌だという人達が半数近くいるわけです。自民党員ですらこの数字ですから、自民党以外の支持者にしてみれば半数以上は軽くいくでしょう。安倍首相はこの現実をしっかり理解すべきですが、なかなか難しいでしょう。麻生副総理にしても、二階幹事長にしても、自分に有利なのは誰かでしか判断しません。本気で日本の将来を考えているとは到底思えません。そういう意味では小泉進次郎氏は少なくとも自民党の危機について、国民が何を考えているかについてわかっていると言うべきでしょう。



石破氏にしても、大負けしなかったわけですから、次の総裁選に立候補する権利は得たわけで、それはそれでよしとするでしょう。野田氏についても、果敢にトライはしたわけで、次回立候補することは可能でしょう。いつ自分に風が吹くかわかりません。その時に備えて準備しておくことこそが、次につながる道だと思います。一番ひどかったのが岸田氏でしょう。ここでひるんだことは国民が見て覚えています。こういう型の人は一番高いところには登れないと思います。安倍政権の継承候補などいくらでもいます。一部には麻生副総裁と二階幹事長で次は河野太郎氏という名前も既に上がってきています。国民に見下され、安倍政権にもいい印象を与えなかった意味では復活はなかなか難しいかと思います。唯一の残された道は宏池会が反安倍、麻生を鮮明するしかありません。正直それができるとは思いません。自民党の中でもハト派の宏池会がこのありさまでは自民党の体質は変わらない気がします。一部竹下派が青木氏の指示だったとしても、石破氏にのったことは少しの功名かもしれません。さすがは田中角栄の作った派閥ではあるとは思います。

自民党総裁選より首相公選

昔、小泉首相だったころ首相公選について検討が行われました。結局検討だけに終わりましたが、国民が自分達の総理大臣を選べないというのは何とももどかしいものです。日本では天皇が元首であるため、首相公選がなじみません。またポピュラリズムへの危険性を唱える人達もいます。しかし敢えて言いますが、それでも日本も首相公選制にすべきではないでしょうか。これには憲法の改正などハードルはかなり高いですが、いつかは実現すべき課題のように思います。

自民党総裁選のまとめ

自民党総裁選が終わりました。予想通り安倍首相の3選です。石破氏も善戦し、次期総裁選への立候補する権利は得たようです。野田氏も立候補できませんでしたが次があるようです。岸田氏に次があるのかどうかわかりません。自民党総裁選より首相公選の方がいいように思います。

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