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テレビドラマ「ラストチャンス」!もう一度見たい、サクセス物語!

2018年夏のテレビドラマで、とても面白くて繰り返し見たくなるようなテレビドラマを選びました。テレビ東京の月曜日夜10時からの「ラストチャンス・再生請負人」です。企業戦士のサクセス物語です。企業の再生と人の再生をテーマに「働くとは何か?」「企業にとって大切なことは何か?」に気づいていく主人公の生き様を爽快に描いています。2018年夏の視聴率ランキングでも上位に来ています。

テレビドラマ 「ラストチャンス」時代背景

「ラストチャンス・再生請負人」は、大手都市銀行に勤める樫村(仲村トオル)が銀行合併のあおりで出向になってしまうところから始まります。現実に大手都市銀行の合併があったのは数年前のことです。弱い銀行が強い銀行に飲み込まれ、弱い銀行の社員がリストラや出向の憂き目に合うことは多くあったと思います。子供のころ一生懸命勉強していい大学に入り、晴れて大手都市銀行に就職できれば、一生安泰な生活が約束されたはずでした。最近はこのような筋書き通りにはいかない世の中になりました。いくら大企業でも一夜にして倒産の危機に直面するような時代です。最近では東京電力や東芝などでしょうか。今までは学生のころにいい大学に入ることが目的でしたが、これからは実力主義の時代です。学生は自分の実力をつけて、自分のやりたいことを見つけ、そのために必要ならば大学に行くという時代ではないでしょうか。


テレビドラマ「ラストチャンス」物語

樫村が出向先でもんもんとしていると、投資ファンドから企業再生をやってみないかという誘いを受けます。彼はその誘いを受けて、飲食フランチャイズ企業に入ります。そこで彼を待ち受けていたものは帳簿外の債務でした。上場企業ではこのような問題があれば即刻開示しないといけません。株主保護の見地から当然の話です。決算でも監査法人が黙ってはいません。しかしドラマではこの事実を隠してストーリーが進行します。現実とは違うフィクションの世界だからできることかなと思います。いずれにしてもこの問題で会社は危機的な状況に追い込まれます。資金繰りが苦しくなり、いつ倒産してもおかしくない状況にありながら、従業員を大切にして、取引先との信頼関係を保ちながら、ぎりぎりのところで踏みとどまっていきます。そして企業提携と従業員達のがんばりによって何とか切り抜け、会社を再生させます。「企業は人なり」ということを実感するような展開です。

テレビドラマ「ラストチャンス」企業経営

樫村の経営スタイルは会社を守ることは従業員を路頭に迷わせないことと貫かれています。会社には4つの大きな要素があります。株主、従業員、お客様、社会貢献です。どれも大切ですが、敢えて何が一番大切かと言えば、それはお客様です。その下に並列に株主、従業員、社会貢献があるようなイメージです。そもそもお客様に買っていただけなければ、企業は存続のための利益を上げられません。会社は利益が上がって初めて、株主に配当し、従業員に給料を払い、社会貢献の原資を得ることができるからです。ドラマなのでヒューマンストーリーが受けがよく、従業員を守ることをクローズアップさせています。ドラマを面白くするためには致し方ないのかもしれません。

テレビドラマ「ラストチャンス」人間味

樫村の家族は夫を信じる妻、父親を敬う子供達と、とても幸せな家庭像が描かれています。殆ど企業の場面が多いなかで、家族の暖かさが救いになっています。彼が信販会社に出向になって、これがおれの仕事かと自問自答し、その結果辞める決断をして、その決断を妻はよしとします。子供を二人抱えて、収入がなくなるにもかかわらず、背中を押せる妻はいいなと思います。子供も最初はリストラされ、家にいる父親につらく当たったりしていました。しかし父親の再起を見て頼もしく、尊敬する様子はまっすぐに成長している子供達でとても気持ちがいいです。

そしてもう一点コミカルな占い師がとても面白いです。人生の七味(うらみ、つらみ、ねたみ、そねみ、いやみ、ひがみ、やっかみ)とか言って、樫村にいろいろとアドバイスします。また彼が生真面目にそれを受け取るところも滑稽です。

テレビドラマ「ラストチャンス」まとめ

2018年夏のテレビドラマで「ラストチャンス・再生請負人」はとても面白くて繰り返し見たくなります。企業戦士のサクセス物語です。主人公の樫村(仲村トオル)が大手都市銀行を辞めて、自分のするべき仕事として企業再生を選び、孤軍奮闘する生き様を描いています。

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