「3R(スリーアール)」をご存知ですか。私もスタバのストロー全廃に触発されて、ごみの問題を調査しているときに知りました。ごみを減らすための手段というか、キーワードです。一つ目はリデュース(Reduce)という発生抑制の考え方、二つ目はリユース(Reuse)という再使用の考え方、三つ目はリサイクル(Recycle)という再生利用の考え方です。この3つのRの具体的な方法でごみを減らし、循環型社会をつくることが必要です。今回はリユース(Reuse)の再使用とリサイクル(Recycle)の再生利用です。
リユース(Reuse)=再利用
リユース(Reuse)の再利用は、自分で不用になってしまったものも、すぐには捨てず、活用することです。自分では必要のないものでも、それを必要としている人がたくさんいるものです。昔であればリサイクルショップに売ったり、フリーマーケットに出したりしましたが、インターネットが普及して、ヤフオク!やAmazonマーケットプレイスなどで中古品が販売できるようになりました。でも今はスマートフォンがあることで、スマートフォンから出品できるアプリ、いわゆる「フリマアプリ」が増えています。フリマアプリを使えば、オークションよりも手軽に出品できて、欲しい人に商品を送り届けることができます。
今まではオークションが一般的でしたが、最近はフリマアプリが主流になってきています。オークションとフリマアプリが違うのは、即決で買い物できるかどうかです。フリマアプリの場合は、提示されている値段で買うことを決めたらすぐに買えます。ネット通販と同じような感じです。それが個人間の取引になっているだけです。
オークションの場合は、出品手続きが煩雑でしたが、メルカリを代表とするフリマアプリは出品のやり方がオークションよりも簡単で、使いやすいです。
また不用品を別の用途で使ってみるという手もあります。空き瓶を花瓶にしたり、着なくなった着物をバッグにしたりして、繰り返して使ってみましょう。
リサイクル(Recycle)=再生利用
リサイクル(Recycle)の再生利用は、どうしても出てしまったごみを資源に戻して、有効に利用できればという話です。実際に資源に戻すのは企業なので、我々としてできることは、品目別にしっかりと分別することです。最近はどこの町でも、曜日を決めて資源ゴミの分別収集を行っています。少なくともこれには積極的に協力していきたいものです。
また生ごみについては、堆肥化することも可能です。各家庭に生ごも処理容器などを使用して堆肥化して、それを庭の植物や家庭農園などの肥やしとして使用しましょう。
リユースとリサイクルのまとめ
ごみを減らす3R(スリーアール)!リデュース(Reduce)、リユース(Reuse)、リサイクル(Recycle)。リユースは不用になったものを活用することです。必要とする人にフリマアプリで売りましょう。リサイクルは資源ごみの有効利用です。地元の分別収集に協力しましょう。