ログハウスのログ壁に自然塗料を選ぶ理由は安全性!ドイツ製が多い!

ログハウスのログ壁に塗る塗料は有機溶剤系や水性塗料ではなく、自然系の塗料を使いたい。自然塗料の能力はどうでしょうか?塗料の役割は下地の保護と美しく装うことです。そのため、塗料の塗膜には耐水性や耐熱性、耐汚染性などが求められます。しかし自然塗料の耐久性は一般的に使われているポリウレタン樹脂塗料と比べると圧倒的に劣ります。保護期間も数年と短く、半永久に近い耐久期間を持つポリウレタン系のものとは比べものになりません。


ログハウスのログ壁に自然塗料

なぜ自然塗料でないといけないのでしょうか?一言で言えば安全性です。ドイツで自然塗料が誕生した理由は、子供たちの遊ぶ玩具に、舐めたり、噛んだり、子供達が口に含んでも害のない塗料が求められたためです。造膜性を追求するためにできたものではありません。塗膜の耐久性のみで建材としての価値をとらえるべきではなく、安全性が自然塗料の選択理由になります。自然塗料の最大のメリットは、汚染も少なく、作業者や生活者の健康負荷が軽いことです。自然塗料は、塗布した素材の廃棄時に有毒ガスが発生することもまれです。建築主のセルフビルドの塗装も十分可能であり、自身でメンテナンスも十分できます。デメリットは乾燥時間が石油系のものに比べて長いことで、早くても半日から1日かかります。また、自然塗料は使用後のウエスや刷毛に自然発火する可能性があるため、処分には十分注意が必要です。

ログハウスのログ壁に外国製の自然塗料

自然塗料はドイツ抜きには語れません。ドイツも日本のように新建材による健康被害が社会問題化しました。そこで登場したのが、天然成分由来の自然塗料です。現在は、日本の店頭やインターネットでも手に入ります。ドイツ製の代表的な塗料は、オスモ、アウロ、リボス、ブレーマーなどがあります。しかしメーカーによって公開情報に姿勢の違いもあり、自然塗料だからと安心しないで、自分で調査して確認することが必要です。

各社とも主成分原料は、亜麻仁油やひまわり油など、植物油です。自社で有機栽培や生産の管理をしているところもあります。違いが出るのは溶剤です。大きく、天然系溶剤と石油精製の溶剤の2つに分かれます。天然系は柑橘類の油であるオレンジシトラールやテレピン油です。これらは天然系ですが、アレルギー誘発性質があると言われています。その代用品として位置づけられているのが、石油精製のイソパラフィンだ。この両者は、わずかではあるがにおいが異なります。ということで溶剤がひっかかります。

ログハウスのログ壁に自然塗料まとめ

ログハウスのログ壁に塗る自然塗料を選ぶ理由は安全性です。建築主のセルフビルドが可能です。ドイツ製が多く、代表的なのはオスモ、アウロ、リボス、ブレーマーなどです。しかし溶剤に石油精製のイソパラフィンを使用していることがひっかかります。

参考:世界で一番やさしい自然材料

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