子育て

高校3年生の進路で感性・創造性・オリジナリティのある職業・仕事②

感性・創造性・オリジナリティ(独創性)の優れた人は個性が重視される職業・仕事に向いています。個性で勝負する職種で、抜きん出た力を発揮します。芸術(音楽、美術、舞踏)や言語(詩歌、小説、ジャーナリズム、教職)を手段として(広告、ファッション、商品デザイン等)、人を奮い立たせ、人に影響を与え、人を説得します。また中には自分で小規模な事業をやることに満足を感じる人もいます。また研究室で創造性を発揮する仕事に就くことも考えられます。自分の独創的な探求を支えるために、世俗的な仕事をやっていることも多いのです。絵や音楽、文章など自己表現する手段は千差万別です。想像力を生かし、自分のセンスで勝負するクリエイティブ系が適しています。陶芸家やカメラマン、イラストレーターなど、純粋に作品の魅力や質で勝負する世界なので、厳しさはあるがやりがいも大きいです。またデザイナーと呼ばれる職種は、ほかの商品とは異なる魅力をアピールする斬新なデザインを生み出すセンスと想像力などが求められる仕事です。表現の場として有効なのが一つはコンピューターの世界です。CGクリエイターやWEBデザイナーなど、創造性が活かせる領域が多くあります。インターネットのスピードのある緊張感に満ちた世界で、感性を武器にビジネスチャンスを活かしている人も多くいます。ゲーム・グラフィック・雑誌関連の職業・仕事をピックアップしました。



 

ゲーム・グラフィック・雑誌関連の職業・仕事

ゲームプログラマー

携帯電話やゲーム専用機器で遊べるゲームのプログラムを、パソコンを使用してプログラミング言語を操りながら制作する仕事です。ゲームプログラマーはゲームデザイナーやゲームプランナーと協力して、立案されたゲームの世界観を具体化する役割を担います。ゲームプログラマーはゲーム開発、ゲームエンジン開発、支援ツール開発など様々なプログラミングの開発を担当します。ゲームのプログラムを作成するプログラミング言語の知識が基本技能といえます。幅広いコンピューターの知識の習得も重要です。不規則になりがちな生活の中で、自己管理能力も求められます。ゲーム制作の現場では長時間プログラミングを進める集中力と、関係各者と話し合いながら制作を進めていく協調性も必要です。ゲームそのものが好きであることも大切ですが、日頃からゲームやパソコンに接し新しい技術を吸収していくことや、立案されたゲームの世界観を具体化するという観点ではプログラミング技術の他に柔軟な思考ができる能力も重要な資質となります。ゲームプログラマーにはプログラミングの知識があれば、取得しなければならない資格はありません。大学や専門学校でプログラミングの理論や実務的なことを学びます。

ゲームデザイナー

ゲームの展開やストーリー・世界観にもとづいて、キャラクターの動きや背景などをデザインする仕事です。実際の制作現場ではゲームプランナーやゲームプログラマーとチームを組んで製作していきます。プランナーが企画したゲームの骨子を画像に描き起こす役割を担います。グラフィックソフトを使える程度のパソコンの知識があると有利ですが、手描きでの作業を得意とする人もいます。ゲームの世界観を具体化するデザイン力が必要です。美術系大学やゲームデザインの専門学校などでデザインの基礎を身につけます。プランナーの考える世界観をくみ取るためのイマジネーションや言語表現力も必要になります。

ゲームサウンドクリエイター

ゲームの中に流れる音楽や効果音を制作する仕事です。ゲームの中で大きな魅力を占める音の部分を担当します。音をデータ化してゲームと融合させるので、パソコンスキル、特に音響ソフトの操作は必須の技能です。ゲームデザイナーやディレクターの企画に従い、音を作り上げていきます。音づくりには生オーケストラや著名な作曲家・音楽家を起用することもあるので、ゲームの世界観を伝え、共有できるコミニケーション能力も重要な資質になります。ゲーム制作や音楽制作の専門学校で学び、ゲーム制作会社で実務を積むのが一般的です。パソコンでの音楽制作が得意で、限られた期間の中でゲームの世界観を理解しつつ、ゲームに必要な多数の候補曲を制作できる手腕が求められます。

アニメーター

アニメーション作品の制作に携わる仕事です。最近ではテレビゲームの制作現場でもアニメーターが活躍することがあり、その仕事の領域は広がりを見せています。アニメーターには大きく分けて、監督や脚本家の世界観をくみ取りイラスト化していく「原画マン」と、その原画をもとにイラストが動くように1コマずつ動きが連動するように作画する「動画マン」といった職種があります。アニメーターになるためには美術系の大学やアニメーションの専門学校を卒業し、制作会社に就職するのが一般的です。アニメーションの質はアニメーターで決まるといわれています。監督の要求に応えることができるデッサン力が必須の仕事です。

キャラクターデザイナー

企業や自治体などの依頼主の要望に応じて、商品やキャンペーンを象徴するキャラクターを考察する仕事です。キャラクター自体のダザインはインストラクターや漫画家が担当することが多いです。依頼主の意図をくみ取りつつ、親しみやすいキャラクターを作り上げるにはデザイン力のみならず、依頼主が求めるコンセプトの理解力も必要です。またコンセプトづくりの段階ではチームで会議を行うことも多いので、関係者を納得させるプレゼンテーション能力も必要です。

CGデザイナー

CG(コンピューター・グラフィックス)デザイナーとは、広告・出版・TV・映画・ゲームソフトなどの様々な分野において、コンピューターを使って依頼主の要望やエンドユーザー(消費者など)の求めに応じたCG画像・映像の作成・加工などの仕事を行う人のことです。必要な技術は担当分野によって多岐にわたります。必要とされているものは何かを知ることがCGデザイナーの仕事の第一歩となります。相手の意図を聞き出す会話力、自分の考えをしっかりと伝える伝達力といったコミュニケーションが重要になります。作業は時間との戦いになるケースがほとんどです。計画的に作業を進められる力が問われる一方で、どこまで品質の高いものを仕上げられるかという根気と技術力も問われる仕事です。CGデザイナーになるためには、自分がCGのどの業界や分野に進みたいのか、そこで何を専門分野にしたいのか(写真・イラスト・動画など)を決めておく必要があります。より専門的な能力と実践力を身につけるには業界や分野を問わず、これらを学べる大学や専門学校を探すことが必要です。

ウェブクリエイター

ウェブクリエイターとは、ウェブサイト(ホームページ)を制作する仕事に関わる人の総称です。ページデザインをするだけにとどまらず、コンテンツの制作やウェブを用いたビジネスの立ち上げなどにも携わります。企画職としてソフトウェアやシステム開発するには大学や専門学校で情報工学やプログラミングを、技術職としてウェブデザインの仕事をするにはプログラム系またはウェブデザイン系のコースに進みます。ウェブクリエイターの仕事では、使うべきツールや関わる領域がどんどん更新されていくため、常に新しい情報を取り入れていく高い感度が求められます。

グラフィックデザイナー

商品パッケージやポスター・飲食店などの、絵や文字を中心とした平面的な媒体のデザインを行う仕事です。デザインする領域は多岐にわたり、個々のデザイナーが得意分野を持ち、活躍しています。グラフィック系ソフトの使用などパソコンの技能なくしては仕事が成り立たなくなってきています。パソコン以外にも印刷や印刷物の素材などについての幅広い知識が必要です。グラフィックデザイナーになるために、特に必要な資格はありません。美術系の大学や専門学校でデザインの基礎知識や技術を学んだあと、デザイン事務所などに就職して実務経験を積むのが一般的です。

エディトリアルデザイナー

書籍やパンフレット、漫画など印刷物の紙面を依頼者のイメージに合わせて、美しく、かつ読みやすくデザインする仕事です。デザインの知識やセンスはもちろん、印刷物の性格を的確に表現したレイアウトが求められます。また完成形を想定しながら仕事を進めます。印刷に関する知識も必要です。編集者やライター・カメラマン・イラストレーターなど紙面の素材を作る職業の人たちと意思疎通を図りながら仕事を進めるので、コミニケーション能力が大変重要です。エディトリアルデザイナーになるために、特に必要な資格はありません。パソコンでデザイン系のソフトを使いこなす技術が必要です。デザイン系の大学や専門学校で学び、出版社や編集プロダクション・書籍のデザイン事務所に就職して、実務経験を積んでいきます。

ブックデザイナー(装丁家)

装丁家は、書籍の顔である装丁をデザインする仕事です。一般的に装丁とは書籍のカバー・表紙・「扉」と呼ばれるタイトルが印刷してある1ページ目・本に巻かれてある帯のことを指します。装丁家の中には本の中身のデザインも手がける人もいます。また装丁の仕事だけをしている人はほんの一握りで、イラストレーターやグラフィックデザイナーなどを兼任している人が多い仕事です。装丁家には書籍を多くの人に手に取ってもらえるためのデザインが求められます。デザインの手法の他にも、文字の書体や印刷知識・製本の知識など本に関わる総合的な知識が求められます。何より本が好きで、特に書籍のデザインに強い興味がある人に向いています。装丁家になるために特に必要な資格はありません。大学や専門学校などでデザインを学び、出版社のデザイン部や編集プロダクション・デザイン事務所で実務経験を積むのが一般的です。

その他には、ゲームプランナー(ディレクター)は新しいゲームの企画やしかけを考え出すします。ゲームCGデザイナーはゲームの世界を臨場感あふれるものにするCGを操ります。ゲームクリエイターは企画からプログラムまでゲーム作りにかかわる仕事の総称です。

ゲーム・グラフィック・雑誌関連の職業・仕事まとめ

感性・創造性・オリジナリティ(独創性)の優れた人はクリエイティブ系が適しています。例えばゲームプログラマー・デザイナー・サウンドクリエイター、アニメーター、CGデザイナー、ウェブクリエイター、グラフィック・エディトリアル・ブックデザイナー。

*この記事はいろいろな情報を検討し、あくまで主観で書いていますことをご了解願います。

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