先の衆議院選挙で野党ながら健闘した立憲民主党。現在は希望の党と民主党の野党三すくみ状態です。この状態を招いた原因はいろいろなニュースで言われている通りで敢えて話す必要もないですが、大事なことは二度とこのような過ちを犯してはならないということです。
立憲民主党に保守は不要
そもそも希望の党に保守と言っている人達がいますが、その人達は自民党に行けばいいわけです。選挙区事情などにより自民党に入れないから保守野党と言っているにすぎません。人数的には少数ですから、このような考え方で大きな政党に発展するわけはないわけです。最終的には自民党に吸収され、やっと自身のおさまりどころができるわけです。従ってこのような人達の先導で野党がかき乱されるようなことは決してあってはならないと思います。今後まだまだ風たよりでこのような動きをする人が後を絶たないと思いますが、今回の教訓を肝に銘じてそのような動きに乗らないようにしたいものです。
ではどうあるべきかですが、ことは簡単です。少数の保守2大政党論者を排除した形で野党が結集することです。立憲民主党を軸にして民進党と希望の党からこのような考え方を持った人を排除すればよいわけです。そうすれば野党は共産党まで含めた共闘ができるようになるわけです。保守2大政党論者の人達が作る政党はまだまだ続きます。その政党は自民党の補完勢力というレッテルづけを徹底して、野党というより自民党の票が割れるように持っていくことが肝要です。従ってまずは保守2大政党論者を今の野党の枠組みから排除することから始める必要があります。
立憲民主党の道筋
立憲民主党の政党支持率は10%前後です。希望の党は1%程度の超低空飛行です。希望の党が自民党の補完勢力までにはならないまでも、昔の民社党を思い出します。選挙ごとに勢力は小さくなり、いずれ消滅することは間違いありません。そんな政党といっしょになってもメリットはありません。しかし立憲民主党があまり左と見られないために、自由党と同じような連携でいいのではないかと思います。ただ選挙前になったら、大きく連立をかかげて戦うくらいの展開が必要です。
立憲民主党のまとめ
立憲民主党はまず2大保守政党論者を排除して、広いウイングで連立を組んで戦うことがいいと思います。2大保守政党論者の政党はできても大きくなることはありません。そんな動きは無視して、保守から共産まで広げたウイングで選挙を戦うことが必要です。