浴室のシステムバスはタカラスタンダードの耐震システムバスを第一候補として、浴槽をステンレスにするとエメロードというシリーズになります。大きさはバリアフリーにも対応できる1.25坪、プレミアムステンレスシリーズです。浴室全体を包み込むパーフェクト保温でかつ外側の隙間や床下を断熱材で補強し、高断熱浴槽、樹脂製カウンター、床は磁器タイルのタフロアです。洗い場用水栓はメタルホースのエコシャワーでシャワーフックスライドバーの手すりタイプです。浴室内は高光沢フラット天井、天井付きミニ照明2灯、常時対応換気仕様の天井換気扇、ロングクリアミラー、既設の浴槽グリップ、I型のステンレスタイプの安心ハンドバーです。ドアは車いすも通れる3枚引戸で有効開口寸法827mmです。次は窓と追加オプションです。
浴室システムバスの窓
浴室のシステムバスの窓はタカラスタンダードの標準装備に入っていません。窓をつければそれだけ金額がアップします。基本的にシステムバスは窓をつけなくても換気扇があるので問題ありません。でも冬は別として風呂に入りながら外の風を感じられれば贅沢な気分にひたれます。ですから窓は絶対に必要です。またシステムバスの窓は穴さえ空けてもらえば、別のメーカーで購入したものでも使えるようです。浴室の窓を選ぶ基準として3つ考えられます。まず第1に浴室の暖かさが逃げない気密性の高い窓を選ぶ必要があります。第2は防犯性です。よく泥棒が浴室の窓から侵入したという話を聞きます。浴室は湿度がこもるので密室にして換気扇を回し続ければいいのですが、人は窓を開けて風を通そうとします。そのため留守の間も開けっ放しにすることが多く、泥棒が最も入りやすい場所になります。そして第3がプライバシーの問題、目隠しです。窓にシルエットが映るのも気になります。これらの条件をクリアーするように窓を選んでいかないといきません。
窓の気密性を考えればオーニング窓がいいという話もありますが、防犯性や目隠しを考えるとオーニング窓は不都合そうです。目隠しできるルーバー窓は気密性が劣るようです。アルミサッシ製の引き違い窓は気密が悪いので問題外として、樹脂製なら問題ありません。タカラスタンダードのオプションに高断熱アルミ樹脂複合窓があります。防犯上の面格子もあります。目隠しのブラインドもあります。この3点セットでいいかなと思います。次に大きさは開けたときに開放感を満喫するために一番大きいサイズ(幅1539mm×高さ905mm)で、価格的には10万円以下でそろいそうです。
浴室システムバスのジェットバス
浴室のシステムバスにジェットバスをつけるかどうかです。タカラスタンダードにはヘルシージェットという名称でオプションになっています。確かに温浴効果とかリラックスできるとかあると思います。しかしあえて否定的な話をしたいと思います。初めの頃は使うでしょうが、だんだんと使わなくなるような気がします。実家の浴槽にもついていますが、殆ど使っていません。次に掃除が大変です。月1回は何やら洗剤らしきものでジェットバスを動かすだけで、後は噴出口あたりの汚れを取ればいいだけだそうです。しかしそれも結構面倒だと思います。まして使わなくなると汚れがたまって、使おうとしても汚れが噴出してきて使い物にならなくなるような気がします。価格も高くて、結構決断が必要です。余程欲しいと思わなければ、とりあえずつけておくかでは済みません。ということでジェットバスはなしです。
浴室システムバスのまとめ
浴室のシステムバスの窓選びです。重要なのは気密性、防犯性そして目隠しです。タカラスタンダードの高断熱アルミ樹脂複合窓で面格子とブラインドをつけます。そしてジェットバスは価格が高くてて、使わなくなりそうで掃除も大変なのでなしでいいと思います。
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