高校2年生の2月にもなると来年は卒業となり、卒業後の進路を真剣に考え始めないといけないかなと思います。高校卒業後の進路としては、大学・専門学校・就職の他に職人になるための修業あるいは外国への留学などいろいろあります。または海外への放浪の旅に出るというのもありかとも思います。要は何らかの目的をもって行動を起こしているか否かだと思います。しかし目的のないフリーターや引きこもりになったとしても、決して悲観的になるのではなく子供を信じて、肯定的に受け入れてやることが必要だと思います。最も大切なことは子供が生きていくことであり、生きていさえすれば幸せだと感じられることだと思います。親としては子供が進路で苦しんでいるときに、積極的にサポートしていく必要があると思います。そのサポートも子供の了解の上であくまで提案型で行うことが大事で、決めるのは子供という一線を超えないように配慮しながら行わないといけません。
職業情報の収集
皆さんには、夢はありますか?夢があれば、夢に向かって、大切な今を全力で駆けることができます。将来、こんな仕事をして、こんな暮らしがしたいという夢を持てば、夢に向かうエネルギーで自分のために頑張ることができます。夢がない人もこれから夢を見つければいいのです。将来を思い描くとき、そのイメージと切り離せないものがあります。「職業」です。学校から卒業して社会人になると、働く時間が生活の大部分を占めます。「どんな職業に就くか」は、将来のイメージと切り離せません。就きたい職業に就き、好きなことを仕事にできるなら、いきいきとした人生が歩めそうです。そこで進路を検討する材料として興味のある職業や業界を調べてみるのも一つの方法です。「自分にはなれそうにないな」と思っていても、調べてみる価値はあります。その職業に就くためにはどの大学・専門学校に行けばいいかを調べるのです。自分でもチャレンジできそうなルートが見つかるかもしれません。下記のような書籍やインターネット情報サイトが役立つと思います。
日本の給料&職業図鑑 パーフェクトバイブル
大学選びのための職業・進路案内 夢が見つかる533職業 (東進ブックス)
大学選びをはじめからていねいに【改訂版】 (東進ブックス 大学受験)
「なりたい」が見つかる職業情報サイトの「キャリアガーデン」
進路選びに役立つ情報も満載のサイト「Benesseマナビジョン」
大学への資料請求
親子で進路の話をする前に届くまで時間がかかるので、とりあえず大学の資料請求をするといいかと思います。それでもたくさんあるので大学資料のまとめ請求サイトにあるカテゴリーを子供に見せて選んでもらうといいかと思います。しかし子供にとっては右も左もわからない状態だと思いますので、まずはエリアを自宅の近いところに絞ります。次にカテゴリーであり得ないカテゴリーを消去法で除きます。おそらくこの時点で残りは3分の1くらいに減っていると思います。そして最後にその中から3つくらいに絞ってもらいます。このときにこのカテゴリーの選択が最終的なものではなく、他に興味が出たらその都度資料請求するという前提で子供に絞り込ませます。そして絞ったカテゴリーに入っている大学については原則としてすべてに資料請求します。大学名だけで選ぶことは危険であり、資料が届いてからいいところを発見したり、子供が気に入ったりすることが十分あり得るからです。大学の資料を見ているうちに、「ちょっと興味あるな」と思える大学が見つかるかもしれません。なぜそこに興味を持ったのかを考えるうちに、具体的な進路が決まっていく可能性もあります。そして次にオープンキャンパスの日程を調べて、実際に行ってみる段階になると思います。
大学のカテゴリー分類の次のようなものです。
- 公務員、法律、政治の分野
- ビジネス、金融、不動産の分野
- 国際、語学の分野
- 旅行、観光、ホテル、ブライダルの分野
- マスコミ、芸能の分野
- 音楽、イベント関係の分野
- デザイン、写真、芸術の分野
- ファッション、和裁の分野
- ゲーム、コンピューター、Webの分野
- 自動車、航空、宇宙の分野
- 機械、電気、電子、化学の分野
- 建築、土木、インテリア関係の分野
- 動物、植物の分野
- 自然、環境、バイオの分野
- 美容、理容、ヘアメイクの分野
- メイク、ネイル、エステの分野
- 保育、教育の分野
- 福祉関係の分野
- 医療関係の分野
- 健康、スポーツの分野
- 栄養、調理、製菓の分野
親が自分の職歴について話す
まずは親が子供に自分の職歴を詳しく話すといいと思います。親は照れくさいかもしれませんが、自分を愛してくれる親だからこそ子供は親の話を真剣に聞くと思います。次のようなことは最低限話してあげるといいかと思います。
- なぜその職業についたのか。
- どのようなルートでその職業に就いたのか。
- どのような仕事内容なのか。
- その職業のライフスタイルは。
- その職業で楽しいこと、厳しいことは。
- やりがいは何か。
そして子供の質問にはできるだけ詳しく思いも含めて話してあげるたらと思います。可能であれば、親が仕事をしているところを見学させてあげるともっといいかもしれません。
親ができる進路の情報収集まとめ
高校生の子供が進路で悩んでいるときに親が夢を見つける情報収集の手助けができます。まず職業情報の収集として書籍の購入やサイトの調査があります。次に大学に資料請求して子供の興味を駆り立てることもできます。最後に親自身の経験を子供に話してあげては。
*この記事はいろいろな情報を検討し、あくまで主観で書いていますことをご了解願います。
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