テレビの視聴方法、TVコンセントの配置場所は設計段階で決める!

電話やテレビ等の配線を弱配線といいます。電気配線とこういった弱配線とを、できるだけ一括して工事を進めることがポイントです。また、配線プランにおいても電気配線だけではなく、弱電線についてもチェックする必要があります。ただし、電話に関してはコードレス化が進み、以前のように電話の設置場所に神経を使うことはありませんが、子機では充電用の電源が必要です。



テレビの視聴方法

新築戸建てでテレビを視聴する方法には3つの方法、アンテナ、ケーブル、光回線があります。アンテナは電波を遮る建物が建ったりすると受信環境の悪化で映らなくなったり、寿命や風雨で壊れる可能性もあります。最近はケーブルや光回線が多くなり、めっきりアンテナを立てている家は見なくなりました。しかしアンテナは初期費用はかかりますが、視聴にかかる費用は0です。このアドバンテージは捨てがたいものがあります。またテレビを見る時間は昔に比べてかなり減りました。いずれテレビという媒体は衰退していくのではないかと思います。テレビを見なくても最近はインターネットでYoutubeやAmazonプライムビデオなど、動画サービスを楽しむ方も多くなっています。ですからテレビを見るために毎月お金がかかる光回線やケーブルはもったいないと思えるわけです。そう考えるとテレビ視聴については、少数派かもしれませんがアンテナでいいと思います。従って屋根のアンテナからのテレビ配線とTVコンセントが必要になります。

また今どきアンテナはいやだという方もいると思います。そういう人には光回線とケーブルでどちらにするか決めないといけません。この両者の比較については他の多くのサイトでも扱っているのでそれらを見て判断すればと思います。ケーブルはテレビ視聴目的で普及してきたもので、光回線はインターネット目的で普及してきたものと考えれば、自分にとってどちらが大切かで決められると思います。しかし前述しているようにテレビの役割は年々薄れていくことや、インターネットの通信速度の優位性を考えれば、選択肢としては光回線がいいのではと思っています。

TVコンセントの設置

アンテナからのTVコンセントをどこに設置するかも、設計段階で決めておかないといけません。基本的にテレビを見る可能性のあるところには、電気とテレビのコンセントをセットで設置します。まず絶対的に必要なところは家族団らんのリビングです。そしてテレビの位置ですが、テレビの置くのに一番いい場所はどこかと言うことを抑えておけばと思います。窓に対して相対する場所は順光で外の光があたって見えにくくなります。その逆の窓を背にしてテレビを配置するといわゆる逆光となり外の光でまぶしくなります。そしてテレビをコーナー部分に置くと、部屋に広がりを持たせることができて、人がどの角度から見てもテレビが見えやすいというメリットがあります。ですからテレビは順光でもない、逆光でもない、コーナー部分に置くといいと思います。それでも昼間の数時間は順光になったり、逆光になったりするので、その時はカーテンなどで調整すればいいと思います。このテレビの後ろの壁の下の方に電気+TVコンセントを設置すればいいと思います。またリビングの配置換えも想定して、テレビを置く場所の候補をもう一つ決めて、電気+TVコンセントを設置しておくと完璧かと思います。

他にテレビを置く可能性がある場所はどこでしょうか。可能性ですからテレビを本当に置くか置かないかは別として、TVコンセントを念のために設置しておくという考え方でいいかと思います。そうすると寝室や子供部屋など各部屋に一つは電気+TVコンセントを設置しておくとよいと思います。他にもくつろぐような場所にはテレビが欲しくなるものなので、あらかじめ電気+TVコンセントを設置しておきましょう。しかし納戸など絶対にテレビを置かないような場所には必要ありません。またキッチンにもつけたくなるものですが、ここは我慢してやめておきましょう。あくまでキッチンは食事を楽しみ、会話の場と考えたいものです。

テレビとTVコンセントのまとめ

テレビの視聴方法とTVコンセントの配置場所は設計段階で、電気配線といっしょに決めます。テレビの視聴方法は初期費用だけのアンテナか光回線がいいと思います。TVコンセントはテレビを見る可能性のある場所にはすべて設置しておきましょう。

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