リビングのコンセントは位置はソファーとテレビの位置決めから!

コンセントは壁に取り付けることが原則です。ただし、収納家具などによって取り付けたコンセントが使えない、そんなことのないように家具配置を考慮しながら位置を決めることが大切です。また、コンセントで最も問題になるのは数と位置です。電化製品の数が多いキッチンでは、それだけコンセントの数も多くなりますが、リビングや寝室のような居室では部屋の広さに応じて増やしていくことが原則です。しかし住んでみるとコンセントが少ないと困ったりするので多めにして、でもあまり美観を損ねないように配置することが必要かと思います。



リビングのソファーとテレビの位置

リビングのコンセントについて検討したいと思います。リビングの形は多種多様です。更に家具や家電まで絡んでくると無限にコンセントの位置は考えられます。コンセントの位置を考えるときのコツは、とにかく家具や家電の配置をイメージし、動線や日々の生活をシュミレーションすることです。ただコンセントの位置を決めるとき、広いリビングなどは模様替えで家具や家電の場所を変えることができるよう、複数の場所に配線をしておくことも必要です。リビングのコンセントの位置を決めるためには、まずリビングのレイアウトを決めないといけません。はっきり言って難しいですが、リビングのレイアウトで「こうした方がいい」ということを並べて、それにそってレイアウトを進めていくことがいいと思います。

リビングは第一に家族の寛ぎの場です。リビングは家の日当たりのいい南を中心に配置されることが多いかと思います。ですから家族がリビングにいる時に、その日当たりを享受できなければ意味がありません。ソファーを置くか置かないかは別として、人が寛ぐ場所は日の当たる窓辺ということになります。そこはソファーを置いたり、じゅうたんを敷いてテーブルを置いたり、あるいはこたつを置いたりする場となります。この一番いい場所にテレビや家具を置かないようにしないといけません。次にテレビの位置ですが、テレビの置くのに一番いい場所はどこかと言うことを抑えておけばと思います。窓に対して相対する場所は順光で外の光があたって見えにくくなります。その逆の窓を背にしてテレビを配置するといわゆる逆光となり外の光でまぶしくなります。そしてテレビをコーナー部分に置くと、部屋に広がりを持たせることができて、人がどの角度から見てもテレビが見えやすいというメリットがあります。ですからテレビは順光でもない、逆光でもない、コーナー部分に置くといいと思います。それでも昼間の数時間は順光になったり、逆光になったりするので、その時はカーテンなどで調整すればいいと思います。

リビングのコンセントの位置

リビングのソファー(人の寛ぐ場所)とテレビの位置が決まったら、その周りのコンセントの位置を決めます。テレビ用のコンセントはテレビの後ろの壁の下の方につけます。人の寛ぐ場所で使う家電は季節によって変わります。夏は扇風機、冬は電気ストーブ、電気ファンフィーター、電気カーペット、こたつでしょうか。冬の方が需要が多くなります。ですから冷暖房機器用で壁の下の方に1つ、また人が居ればいろいろな電気製品を使うと思うのでもう1つを1mくらいの高さでつけるといいと思います。そうすれば掃除機を使うときも楽です。まずこれだけは最低限必要だと思います。

昔ですと固定電話も人の寛ぐ場所の範囲内でしたが、今は考えなくてもよくなったので、固定電話用のコンセントは人が寛ぐ場所には不要かと思います。ですから固定電話用のコンセントについては、実際につける予定の場所につければいいと思います。他のコンセントについては一つ一つ使用可能性のある電気機器と場所を検討しながらコンセントの位置を決めていくことになります。そして最後に2畳に1つの基準以上にコンセントがあるかどうかを確認し、なければ増やしておくことが最終調整かなと思います。

リビングのコンセントまとめ

リビングのコンセントの位置はソファー(人の寛ぐ場所)とテレビの位置を決めてからスタートです。人の寛ぐ場所は日当たりのいい窓辺、テレビは順光や逆光でないコーナーに置きます。コンセントはテレビの後ろに1つ、人の寛ぐ場所の周辺に2つは最低必要です。

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