薪ストーブの選び方!素材、暖房方式、サイズのポイントを考えよう!

薪ストーブの選び方でおさえておきたいポイントをいくつか話していきたいと思います。なにせ製品もさることながら煙突や工事費まで考えると100万円以上の買い物です。ここは慎重に検討して、買っても使わずに埃をかぶっているのでは泣くに泣けません。基本的の薪ストーブを家の主暖房と考えて検討します。飾りとしてとか気が向いた時に使って、もともとの暖房はエアコンか化石燃料のストーブでとかはなしです。

薪ストーブの素材

本体の素材で分類すると、主に鋳鉄製と鋼板製があります。鋳鉄製は暖まるまで時間がかかりますが、冷めにくいのが魅力です。鋼板製は早く暖まりますが、火がなくなると比較的早く冷めると言われています。デザイン的には、鋳鉄は重みのある凝ったデザイン、鋼板は直線的なシンプルなデザインとなります。価格的に鋳鉄製が高く、外国の昔からの有名メーカーはどれも鋳鉄製です。基本的に薪ストーブは鋳鉄製と考えています。


薪ストーブの暖房方式

輻射式と対流式があります。輻射式は、熱をストーブ内部で循環させ、本体に蓄熱してから輻射熱を発して室内を暖めるもの。対流式は、温められた空気が自然対流、もしくはファンなどを用いて強制対流させ、室内に送り出され暖めるタイプです。多く販売されているのは輻射式だそうです。薪ストーブ本来の火で暖めることから考えると、電気でファンを回して暖めるのは少し違う気がします。ということで輻射式で考えたいと思います。

薪ストーブのサイズ

長さ40cm以上の薪が入らないと、ものすごく不便だそうです。理由は3つあります。1つ目は、短い薪しか入らない薪ストーブでは、発熱量が足りません。例えば30cmとすると、発熱量は75%くらいと推測します。しかし炉内は四角い箱場になっているので、縦×横×高さ、つまり40×40×40対30×30×30で、発熱量は42%となります。2つ目は、30cmの薪は積み上げた時にグラグラして不安定だそうです。40cmだと安定して高く積み上げることができるため収納スペースが少なくてすみます。また乾燥する時同じスペースに40cmだと2列、30cmだと3列置けるとします。3列置いた場合、真ん中の列の日当たり具合が悪くなり、未乾燥になる可能性があります。3つ目は、30cmの薪と40cmの薪とでは、薪作りの手間がものすごく違ってきます。本数で言えば長さから3割増しくらいの手間がかかりますが、実際にやってみると2倍くらいの手間に感じるものらしいです。しかし現実には30cmの薪しか入らない薪ストーブが多く販売されているようです。しっかりとチェックして40cm以上の薪が入る薪ストーブを選びましょう。

また主暖房として考えると2階まで家中を暖められる性能のものが必要です。何を見るかというと、カタログ記載のカロリー表示です。しかしこの表示は全くあてにならないそうです。従ってまず40cm以上の薪が入る大きなものにして、後は雑誌やインターネットで調べ、販売店の方に確認するしかないようです。

参考:「薪ストーブと薪(まき)の情報サイト

薪ストーブを選び方まとめ

薪ストーブで素材、暖房方式、サイズなどの選ぶポイントは何でしょうか。まず素材は外国の有名メーカーに多く、重厚な鋳鉄製です。暖房方式は自然な熱の伝わり方である輻射式を採用。サイズはまず40cm以上の薪が入るもので、性能をしっかりチェックして決めましょう。

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