スマートホームのポイントは生活に必要なことだけを取捨選択すること

スマートホームとは、家庭内の生活家電製品や情報家電製品などをネットワークでつないで一括管理し、これらをスマートフォン等でモニタ/管理/コントロールして快適なライフスタイルを実現する住まいを表しています。スマートハウスはHEMS(ヘムス)を活用して家庭内のエネルギー機器や家電などを管理し、エネルギーの消費を最適に制御した住宅。



スマートホームと同義に用いられることもあるが、特に、利便性より省エネを重視するものを指していうようです。スマートホームのソリューション事例としては、 ①エネルギーの節約システム(省エネ・システム)②セキュリティーシステム③ホームオートメーションシステムなどが考えられています。個々の機能で本当に自分達の暮らしに便利さをもたらすものを取捨選択してシステム化した方が実状に合っています。

スマートハウス

スマートハウスは家のエネルギーの節約システム(省エネ・システム)です。地球温暖化が叫ばれている現状を考えれば、できるだけクリーンなエネルギーでできるだけ節約することが本筋だと思います。ただ予算との兼ね合いもあるので、すぐにはできなくてもできるように対応しておく必要はあるかと思います。スマートハウスの重要ポイントは、太陽光発電システム、家庭用蓄電池、蓄電池としても使える電気自動車、省エネ/節電を目指す家電製品などの家庭用機器ですが、これらの他に、 電力の使用量が分かるスマートメーター、機器の運転状況や電力をモニタしてリモート操作する機器があり、モニタやリモート操作はスマートフォンなどのモバイル機器で行うようになっています。問題はやはり高価で手が届かないことと、電気を蓄える蓄電池の能力不足だと思いますが、近い将来には解決されていくと思います。導入できる時に家の造りや配線などをあらかじめ計画しておけば、その時の工事費が格段に安くなると思います。

ホームセキュリティ

ホームセキュリティーを考える時にまずは家の出入り口や窓の防犯対策を考えることが肝要かと思います。自分でできることはできるだけやっておくべきと思います。それからホームセキュリティサービス会社と契約するかどうかを考えることになりますが、毎月の経費もかかることなので簡単ではありません。一般的にホームセキュリティサービスというと、セコムやアルソックなど防犯カメラや防犯センサーなどの「防犯機器」と、その防犯機器と連動した「駆けつけ警護」を提供するサービスのことを言うことが多くなっています。有名どころのセコムとアルソックだけでかなりの数の加入件数になっています。やはり心理的にも駆けつけ警護クオリティがこれらのホームセキュリティサービスが支持されている所以かも知れません。ホームセキュリティでは防犯以外に、ネットワークカメラや人感センサー、 ドア開閉センサー等を利用して、子供/老人/ペットなどの見守りや家庭内の監視モニタをスマートフォンで行っています。見守りに使用する機器がいろいろ出ているので、自分の家の必要なところに設置すればいいのです。小さい子供や老人が家に一人で居させることが心配な場合にとても役立つので増えていくと思います。

スマートホーム

ホームオートメーションHAは住環境の利便性・快適性の向上のためにエレクトロニクス機器を用いて各設備が制御され、自動化された状態のことを指しているようです。具体的には、人を感知して自動で照明やエアコンをオンやオフにしたり、家の外からスマホでエアコンや風呂の給湯・床暖房などを遠隔操作したり、自動ロックや火災を自動で知らせたりといった機能などです。ホームオートメーションにIOT技術が加わって、家電や防犯設備などが常にコンピューターネットワークに接続した住居をコネクテッドホームと呼んでいます。このコネクテッドホームはスマートホームそのものと言っていいでしょう。スマートホームと言っても高額なシステムを入れる程の価値があるかどうかなどは正直わかりません。スマート家電もまだまだ選べるほどの機種は出ていないでしょう。と言って全くこれを無視するのも将来を考えるとおもしろくありません。とりあえずは安価で使えるグーグル・ホームから導入したらと思っています。グーグルのことですからこれからより進んだシステムを世に出して来るでしょうから、グーグルの進歩についていくのがベストのような気がします。

スマートホームのまとめ

スマートホームのポイントは自分達に本当に必要なことだけを取捨選択すること。スマートハウスにできる家づくりと自前の防犯と見守りのホームセキュリティ対策。スマートホームはまだまだわからないので、とりあえずグーグル・ホームの導入から手をつけたらと思います。

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