可動式ルーバー引き戸でプライバシー保護・通気性・明るさを確保!

部屋と部屋を区切る引き戸でも、ただの引き戸ではなく通気性を求めたい場合があります。基本的に引き戸はプライベートを保護したいときに設けるものですが、その機能を持ったまま通気性を追求したいわけです。具体的には寝室などで夏の暑い時期に涼しく眠りたいなどのニーズがあるわけです。ではそのためにどんな引き戸があるか検討しました。



ルーバー引き戸

ルーバー引き戸は部屋を仕切ったままで光や空気を通すことが出来ます。プライバシーを保ったまま通気性を確保することができるということです。部屋と部屋を仕切る引き戸は通常は4枚組ですが、その4枚ともルーバー引き戸にできます。視線を切りたいときにルーバー引き戸を閉じても風が通ります。誰もいないときには引き戸ごと開け放つこともできます。しかし夏の暑いときにはいいのですが、冬は風が通ると寒くなります。従って冬には通常の平板の引き戸に取り替えることが必要になります。また通常の平板の引き戸の状態で、外側の引き戸の敷居の中央にはめ殺しのルーバー戸を設置するという手もあります。そうすると寒いときには内側の平板の引き戸を締めれば、中央のルーバー戸からの風を遮ることができます。しかしこの場合は引き戸ごと開け放つことはできなくなりますが、ルーバー戸を夏だけはめるということでもいいかと思います。

次に可動式のルーバー引き戸もあります。視線を切りたいときにはルーバーを閉じます。誰もいないときには引き戸ごと開け放ちます。ルーバーの角度を変えることで、室内に入る光や風の量、視野を自在にコントロールできます。外部との温度調節にも効果大です。そしてルーバー引き戸の材質はやはり無垢材がいいと思います。シックハウス対策や高級感のある印象でつやのない仕上がりで空間に馴染みやすいものになります。

WOOD SHUTTERS

ルーバー引き戸で可動式のものはナニックのウッドシャターWOOD SHUTTERSが販売されています。木製ルーバーの風合いや素材の美しさから上質で心地よい空間が得られるほか、光・視野・空気の流れをコントロールし、空間の拡がりに変化を与える事ができる、意匠性と機能性の両面で優れた製品です。ナニックのウッドシャターはルーバー(羽根)のどれか1枚の角度を手で変えると全てのルーバーが連動して精度良く回転し、簡単にルーバーの開閉調節ができます。新たに開発したラックアンドピニオンギア方式のチルト(羽根角度調整)機構RP26を框(かまち)内に内蔵することで、チルトロッド(羽根角度操作棒)を無くし、シンプルで洗練されたデザインと操作性を実現しました。(特許出願中)ドアー、間仕切り戸のように開口部の建具として、あるいは洗練された窓のしつらいとして使用できます。ルーバー方向が横型と縦型の2タイプがあります。開戸、引戸、折戸など色々な納め(取り付け)方があります。現状ではかなり高価ですが、可動式ルーバー引き戸ではベストかと思います。

ルーバー戸

と言っても高くて手が出ない場合もあるかと思います。そこで引き戸の場合には通常は敷居が2レールあると思います。その一方の中央にはめ殺しのルーバー戸を付けてみてはいかがでしょうか。暑いときにもう一つのレール上の引き戸を開け放し、ルーバー戸だけにすれば風が通ります。寒いときにはもう一つのレール上の引き戸を閉め切ればいいのです。ルーバー戸がはめ殺しなので、一端はめてしまえば出入りはできなくなります。それは致し方ありません。冬にはこのはめ殺しのルーバー戸は必要ありません。必要なのは暑い夏だけです。ただ光だけは少しでも通したいとお考えなら、一年中つけておくのもありかと思います。通常の引き戸で過ごせばいいのです。

ルーバー引き戸まとめ

部屋と部屋を区切る引き戸でも、ただの引き戸ではなく通気性を求めたい場合があります。ルーバー引き戸は部屋を仕切ったままで光や空気を通すことが出来ます。ルーバー引き戸で可動式のものはナニックのウッドシャターWOOD SHUTTERSが販売されています。

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