照明は人に優しい白熱灯を中心にして、LEDは予備的に計画する!

LED照明が省エネや長寿命の理由をもとに、国を挙げてその推進がはかられています。最近は電気店から今までの白熱灯蛍光灯が姿を消しつつあります。そのために家の照明もどんどんLED照明器具に取って代わっています。家を建てようとすると、選択肢としてLED照明しかないような時代になりつつあります。正直これには困ったというか、不安を感じざるを得ません。確かにLED照明のメリットは大きいと思います。しかし家の照明を考えたときにLED照明でいいのかは疑問です。

LEDの一番の問題は蛍光灯や白熱灯は全方位に放射しますが、LEDは単一方位にしか放射できないことです。このことからだけでも全体を明るくしてくれる照明が家には必要だと考えれば、LED照明が不向きなのはわかると思います。そして単一方位しか放射しないのでまぶしいのです。これは前の記事で自動車の前照灯がLEDに代わりつつあり、そのまぶしさや怖さにもふれました。更にブルーライト問題です。LED照明に含まれるブルーライト(青色光)には注意が必要で、ブルーライトを長時間、直接見続けると悪影響が心配されます。LEDの光を直接・長時間見続ければ、網膜損傷や眼病被害につながるリスクがあると言われています。



LED化推進の政府方針にかかわらず日本照明工業会からは白熱灯や蛍光灯の生産を中止することはないらしいです。細々と白熱灯や蛍光灯が市販され続けるようなので、その中から選んでいくしかありません。最悪は輸入品という手もあります。また蛍光灯が水銀を含んだ製品だということも問題です。ご存知の通り水銀は猛毒です。ですからできるだけ廃棄物として出したくないものです。以上のことから家の照明計画については、まずは白熱灯で検討して、どうしてもだめなときはLEDにすることとして、蛍光灯の選択肢はなしでいいと思います。

照明の白熱灯

照明の最も中心となる白熱灯です。そのメリットとデメリットを抑えておくことが必要です。

白熱灯のメリット

  • 暖かみのある光色で、ものの色をリアルに見せる。
  • シリカ電球に代表されるようにランプ自体の価格が安い。
  • 小形、軽量で取替えもスムーズ。
  • スイッチを入れると同時に点灯。
  • 調光が0~100%と無段階で可能。
  • 点光源で輝きが高く、立体感のある表現ができる。

白熱灯のデメリット

  • かなりの熱を発するため照明効率が悪い。
  • 広いところで高い照度を必要とするときには不経済。
  • 蛍光灯に比べ電球の寿命が短い。
  • 過電圧に対して弱く、寿命に影響を与える。
  • 光色がほぼ決まっている。

照明のLED

照明の白熱灯でできないところはLEDにするしかありません。ですからそのメリットとデメリットを抑えておくことも必要です。

LEDのメリット

  • 寿命が大変長いため電球交換の手間がかからない。
  • 消費電力が少ないため電気代が安く済む。
  • 頻繁につけたり消したりしても寿命が縮むことがない。
  • 衝撃などに強く壊れにくい。
  • 紫外線を出さないため虫が寄り付かない(室外にも向いている)。
  • 電気をつけるとすぐに明るくなる(明るくなるまでに時間がかからない)。
  • 消費電力が少ないため、二酸化炭素の排出量が少なく環境に優しい。環境省の発表によると、2020年を想定して1年間に製造されたLED電球をライフエンドまで使用した場合、代替した白熱電球と比べ何と745万トンの二酸化炭素の排出削減が期待できるとされています。出典:環境省

LEDのデメリット

  • 購入コストが高い(しかし近年価格は下がってきています)。
  • 熱に弱いため、浴室など熱がこもる場所で使うと損傷する可能性がある(使う場所に向き・不向きがある)。
  • 白熱灯や蛍光灯に比べて重量が重い。
  • 360°均一に光が届く蛍光灯に対しLEDは均一に光を放射できないため、場所によって明度が異なる。

照明のまとめ

照明は人のやさしい白熱灯を中心に考え、LEDは予備的に計画する。白熱灯の暖かみのある光色は家の雰囲気づくりには欠かせません。LEDの一方位照射によるまぶしさやブルーライトの目に対する悪影響は看過できません。また蛍光灯も水銀を含む問題で使用を控えたいです。

照明 他の記事

家づくりの目次はこちら

子供の安全に意識の高い父母の方々に人気があり、選ばれ続けている安心安全な食品・日用品を紹介します。→こちら

-
-

PAGE TOP