システムキッチンはタカラのホーローがいい!シックハウスが完璧です

タカラスタンダードのシステムキッチン選びを始めます。まずシリーズラインナップからどのシリーズにするか決めないといけません。シリーズは大きくホーローシステムキッチンと木製システムキッチンのどちらかを選びます。基本的にシックハウス対策としてホーローがよくてタカラにしており、木製は扉や引き出しの裏表に接着剤でペタペタとデザイン板が貼ってあるので選択対象にはなりません。ということでホーローシステムキッチンシリーズで検討します。

システムキッチンのホーロー

ホーローとはどんなものでしょうか。ホーローは丈夫な鉄をベースにガラス質を850℃で焼き付けて密着させてできます。頑丈な鉄が衝撃に強さを発揮し、汚れや湿気をガラス層でシャットアウトします。ずっと壊れずに清潔さを保つことができます。ホーローの表面は汚れが染み込まないガラス質です。付いた汚れもサッと拭き取るだけできれいになりますので、毎日のお手入れも手軽です。油性ペンも簡単に拭き取れます。しかし問題もあります。もっともよく言われることが錆びるということです。何らかの衝撃で表面ガラス層が剥がれたりすれば、下は鉄なので錆びるということです。またやっかいなことに修理はできるのですが、元のようには戻りません。修理箇所は補修したことがまるわかりの状態です。これでも使う分には困らないと割り切れればいいのですが、見栄えが悪いことが気になる方はホーローは難しいかもしれません。この弱点をわかった上で、シックハウスを優先すれば、ホーローで決まりです。


システムキッチンのシリーズ

タカラのホーローシステムキッチンのシリーズは上からレミュー、エマージュ、リテラ、エーデルとなっています。価格は仕様によっても違いますが、レミューは最高で80万円弱、エーデルの最低で30万円弱となっています。他のメーカーのクリナップやリクシルなどに比べればかなりお安くなっています。しかしそれにはからくりがあって、建築士から聞いたのですが、クリナップやリクシルなどは値下げがかなり可能ですが、タカラはあまり値下げしないらしいです。従って、定価だけで一概に判断はできないとのことです。それでもいろいろ調べた感じでは木製以外、つまりステンレスなどに比べればかなり安いと思います。基本的にシステムキッチンも消耗品なので、ホーローのようにある程度強度もあり、汚れにくいのであれば、買い替えの気軽さまで考えるとタカラでいいかなと思っています。

システムキッチンのエーデル

まず価格的に最高級のレミューは除外します。高すぎるシリーズはとかく付加価値以上に価格への上乗せが大きく、コストーパフォーマンスで無理があるかなと思うからです。と言うか正直手が出ません。次にエマージュとリテラですが、価格表を見るとわかりますが、全く同じです。つまり基本仕様は同じで、扉のデザインと選べるカラーが違うだけのようです。エマージュはシュッとしたモダンなデザインで、リテラは扉がカクカクとしたデザインです。人気はエマージュの方があるようです。しかし使い勝手でいくとリテラととなります。理由はエマージュは扉と一体になったレール取っ手で、レール取っ手を実現するために側面が樹脂素材でホーローではありません。リテラはハンドル取っ手で、レール部分をつくらなくていいので、側面、フチ部分まですべてホーロー素材です。毎日開閉するものですし、こういった扉の角までホーローにすることで強度が増して、耐久性もアップします。ちなみにエーデルもハンドル取っ手です。

レミューやエマージュ・リテラは窯変ホーローを採用しています。窯変ホーローとは鋼板に釉薬を吹き付けて高温で焼き付けるという工程を繰り返して生まれる、美しい艶と深い光沢が魅力です。七宝焼きや陶器のような美しさを実現しています。エーデルは窯変ホーローではありません。また窯変ホーローは引き出しを締めたとき、スーッと最後まできちんと閉まります。エーデルは閉まりません。以上がシリーズ選択の判断基準ですが、窯変ホーローであるかどうかはあまり気にする必要はないかなと思っています。それよりも価格が安い分を他の部分でグレードを上げることに使った方が得策と判断してエーデルがいいと思います。

システムキッチンまとめ

システムキッチンはタカラスタンダードのホーローシステムキッチンがいいと思います。理由はシックハウス的に完璧だからです。ホーローにも弱点はありますが、シックハウスを優先させます。シリーズで最も安いエーデルにして、他の部分でグレードを上げるようと思います。

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